[ベルリン 24日 ロイター] - ドイツのベーアボック外相は24日、主要7カ国(G7)の外相が29━30日にブカレストで開催される北大西洋条約機構(NATO)外相会合で、冬に備えウクライナのエネルギー供給確保を巡る支援強化について協議すると明らかにした。

ベーアボック外相はツイッターへの投稿で「ロシアによる民間インフラへの攻撃は許しがたい非人道的犯罪だ。(ロシアの)プーチン大統領はミサイル攻撃によって、ウクライナの人々を寒さと暗闇に陥れる可能性があるが、自由とわれわれの支援を求めるウクライナ市民の意志を断ち切ることはない」と述べた。

今月初めにドイツで開催されたG7外相会合では、ロシア軍の攻撃によって被害を受けているウクライナのエネルギーインフラ復興に向けた支援を調整する方針で一致していた。

また、23日にはウクライナ全土のエネルギー施設がロシア軍のミサイル攻撃を受け、北部キーウ州およびチェルニヒウ州全域で停電などの被害が発生した。