ECB、インフレ定着を懸念 追加利上げの必要性強調=議事要旨
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そうですね、普通の国ではインフレ率が高まるともっと上がる前に早く買おうとなるので、なかなかインフレが落ち着きにくいですから。
インフレが高まると節約してしまう日本とは真逆です。
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実体経済に関しては、来年前半にかけての景気後退がリスクシナリオほどには深刻でない可能性を指摘する向きが多かった点が注目されます。
判断を下すには時期尚早だと思いますが、本当にそうなったとすれば、ユーロ圏経済にとっては良い話である一方、来年になっても緩やかな利上げが続くことになります。
そうした新たな不透明性を踏まえても、ECBは、そろそろ中立金利がどの辺りなのかを示しても良いように思います。ご覧のようにラガルド総裁は頑なに拒んできましたが、今回の議事要旨にはそうしたコミュニケーションの必要性を指摘する意見も見られました。ユーロ採用国は国情に合わせたきめ細かな金利政策とは必ずしもならない場合もあるため、ドルや円といった通貨以上に難しい舵取りが求められます
たとえばインフレ率のばらつきが大きくあるなかで金融政策が同一とならざるを得ない、ということが起こり得ます
景気に関してもそれは言えて、単一通貨の単一政策が域内格差を広げやすいともいえます
ECBの対応は今後も難局が続きそうですが、ラガルド氏の手腕に期待したいところです