FIT制度10年の評価と検証

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注目のコメント

• 竹内 純子

  国際環境経済研究所 理事・主席研究員

  ・2022年11月25日

  FIT制度から10年の評価と検証を書きました。
  この間の再エネ導入スピードが、世界に例を見ないモノであったことは確かですが、本来のFITの目的は跳び箱の踏切板のように、「ちょっと値段が高い技術」の初期の普及に支援することで、次の自立的な普及のフェーズにつなげるということであり、今のように「制度ができた最初の3年間で認定を得た案件がほとんどしゃぶりつくす」みたいなことになったのは返す返すも悔やまれます。
  
  政治的なロビーイングの成果なわけですが、こういうことをもうやってはいけません。再エネを多く導入するには、過度な利潤を与えるのではなく、適切な利潤と予見性を与えるべきでした。
  
  繰り返さないためにも、ご一読いただければ幸いです。