出世望まぬ公務員「勉強時間ない」「昇進よりも家庭」 自治体は苦悩
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働き方の多様化が進む中で「昇進よりも家庭」となるのは仕方ないと思います。だからといって試験を簡素にしてしまうと、優秀ではない人材がリーダーになってしまう可能性もあります。試験の難易度は変えず、割合を低くして業務の様子も判断材料に入れればいいのではないかと思います。
DX推進とよく言われるようになり、つまり「効率化」が重視されている世の中になっていると思います。なので業務をきちんと効率的にこなせる、というのもひとつの判断材料に入れていいのではないかと感じます。
注目のコメント
個人的には試験制度はあった方が良いと思ってます。上の人たちの担当者の評価はアテにならないので。
昇任したくない理由も良くわかります。
仕事のできる職員に仕事が回ってくるのは企業でも行政でも同じだと思います(私は企業からの転職組です)。昇任試験を受ける人たちの中の多くは、同期とかと勉強会を半年以上、週一回集まって試験対策を休日にやっています。受かった人は翌年後輩たちの指導役にと。
休日に来て仕事をこなそうとしても、勉強会に入ってしまうとそういったことができなくなります。
(地方自治体職員は忙しくないと思われがちですが、部署によってはとんでもない仕事量・残業があります。一部の部署だけ見られると「定時で帰れていいな」とは思いますが。)
昇任して自分の思う仕事を!と思っても、議会や地域などの対応、部下のマネジメント、メンタルなどで休職した職員の仕事を行う、など上の人たちの仕事ぶりを見ると、「私には無理だ」と思うのも仕方ないことかと。
(委員会の中継がインターネットで見られるところがあれば、行政側の立場で何回か見ていただくと気が滅入ると思います。)
仕事をDXでというのも多少はあると思いますが、根本は別の所にあると思ってます。
効率化するために行おうとしたことも、国の方で決まったものを「個人情報がー」「行政サービスの後退だー」となり、中途半端なものが構築されてそれの運用をしたり(そしてそれによって、行政は無駄なことばかりしてると言われたり)、事業が残ったまま他の事業が増えてそれを「事務の効率化でやっていきます」と定員も予算も増えずにサビ残で対応しなきゃと思う職員が増えたり。
市民の皆様が選ばれた首長が金メダルを齧って、その苦情に対応するのも自治体職員で、その首長の口癖は「税金貰っとる方は天国」と言ってたり。
全員でないにしろ、一人一人の役職者が「楽しむ姿」を見せられると少しは変わると思いますが、昇任試験の課題よりも、優秀な若手職員がどんどん転職している方が喫緊の課題だと思います。
転職した職員は企業でも活躍してる姿を見ると喜ばしいのですが、もし彼らがいたらこの市はもっと面白い街になっていたのにと思うので。価値観が多様化している中、昇進しないことを選択するのは悪くないと思います。
ただ、最近よく言われている、「責任が重くなるのが嫌」とか、「プライベート重視」といった声とは少し違う問題があるようにこの記事から読み取れました。
一番バリバリ働くはずの30代、40代には家庭でのイベントも多くあります。これと昇進試験が重なることは辛く、昇進する意欲はあるのに試験準備をする時間がないという人もいるのではないでしょうか。
昇進したくないから試験を受けないというのは自由ですが、昇進する気も能力もあるのにそれができないのは問題と考えます。これは試験に限らずスキルアップも同様ですね。受験率が低いとされる名古屋市や京都市は口コミからも閉塞感を感じます。
https://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0C1000000Q4Q5G
https://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0C3000000CbWQd
変えないといけないのは別の何かな気がします。
ただ、安定、地元就職を望んで、勉強してまで入った役所で、閉塞感を感じるというのがまた改革の難しいところでしょうが...