鈴木敏文を失ったセブン&アイグループはいよいよ沈没するのか
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全く触れられていませんが、セブンの潜在的な問題はアメリカにあるのは周知の事実。昨年買収したスピードウェイの利益貢献で業績が上がっていますが、実はスピードウェイはコンビニを兼業しているガソリンスタンド。今後のガソリン需要を考えればいったいどうなることやら。鈴木さんだったらどうした(する)だろうと思ってしまうのも事実。
注目のコメント
所々分析は曖昧で思い込みが強く、適切な内容ではありませんが、問題は伝わってくる内容ではあります。
コンビニの業態がまいばすけっとによって駆逐されるという最後の論は暴論に近いでしょう。
ただ、ひとつ思うのは、単に鈴木氏が有能で変革を迫ったがそれを拒んだ一派が追い出したというのは、あまり近視眼的な推論だということです。事実関係はそういう側面もあると思いますし、鈴木敏文さんの天才的な事業構想力は、誰も疑う余地はありません。
しかし、一方で、彼のようなカリスマゆえに、彼の著作に度々出てくる、「これらの事業は全て自分で考えた」という記述が、企業体として引っかかるのです。
つまり、鈴木さんは組織としての能力構築ができなかったのではないか、という事です。それが構造的に彼についていけない層を生み、追い出されてしまい、その結果今の状態のようになったのだと考えられます。それは、単に有能な人が無能な人に追い出された問題ではなく、むしろ、有能なカリスマ的経営者ゆえに、事業開発が経営者の力でできてしまい、組織力が育たず引退(退陣)後に衰退するという、有能さの諸刃の剣の問題をよく表しているのではないかと思います。>6年前と言えば、セブン-イレブンが絶好調で左うちわであったが、そのような時期にあっても、鈴木氏は現在のような厳しい状況の到来を予想し、「大胆な改革」に奔走した。だが、井坂氏や少なからぬ数の(社外)取締役、さらには創業家一族も、「今儲かっているからいいじゃないですか。『大胆な改革』なんてリスキーですよ」とばかりに、(口うるさい)鈴木氏を追い払ってしまった形だ。
社外取締役がいればいいってもんじゃないことが分かる話ですね。
偉大な経営者に凡庸な取締役が徒党を組んで歯向かった結果が今ってことですよね。
やはり、経営者はリスクテイクするスタンスが大事だと思うんですよね。