ゼレンスキー大統領「拠点1800カ所超を奪還」 残りは2千カ所
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ゼレンスキー大統領は、「支援疲れ」が顕著になりつつある欧米諸国からの支援を維持するために苦労しています。まったく戦争の終わりがみえず、欧米による対露経済制裁の影響で食料やエネルギー価格が高騰し、経済的に大打撃を受けている新興国や途上国の多くは、“何でもいいから早く戦争を終わらせてくれ”といった意見を強めています。
そうした中で、ゼレンスキー大統領がロシアとの和平交渉に後ろ向きの姿勢をみせてきたことから、停戦や和平に応じようとしないウクライナに対する批判や戦争を“長期化させている”米国に対する風当たりも日増しに強くなっています。
そこで最近バイデン政権はゼレンスキー大統領に対して、“ロシアとの交渉に後ろ向きだと見なされないように”、“ウクライナ政府が和平の障害だ”と見られないようなメッセージを発信するように、と盛んに働きかけています。
ゼレンスキー政権側としては、戦争はうまくいっている、さらなる支援があればもっと領土を奪還できるのだ、とアピールしているのだと思います。> 「ロシアとの戦争は単に領土や資源を巡る争いではなく、人々や生活に対する異なる考え方の衝突だ」
ゼレンスキー大統領のこの発言からロシア・プーチンへの配慮が見られます。
以前のゼレンスキー大統領なら「人々や生活に対する侵略や人権蹂躙だ」くらいに発言していたのではないでしょうか。
強気になってだだ敵を敵として見るのではなく、その発言を耳にしたロシア国民や世界各国がどう捉えるかも考慮しているように映ります。