Amazon Alexaは「巨大な失敗」と社員が吐露、損失は年間1兆4000億円のペースに
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Amazonがほぼ原価で売ってきたのは、日常の会話データを収集してAIの会話学習精度を高めたかったためであり、元からハードウェアで儲けるモデルではなかったはず。
一方で、エンドユーザにとってはAlexaでできることは天気予報とタイマーと音楽鳴らすことくらい。ひと通りの日常会話は学習終えているはずなので、このレベルの会話学習ならなにもこんなハードウェアは不要で、ソフトウェアエージェントのみのビジネスでよいとの判断でしょうかね。
注目のコメント
Alaxaそのものは素晴らしいと思いますが、仮に失敗だとするとおそらくプロダクトではなくビジネスモデルの問題かと思います。デバイスそのものは拡大スピード優先で、ほぼ利益なしの原価据え置きだったようです。結果、導入後に利用料が入ってこないと成立しないのですが、B2Cだと手数料か広告モデルか定額サブスクのいずれかとなり、音声サービスだといずれもうまくハマらなかったということかと思います。
各社とも音声サービスの立ち上げに苦労しレイオフのターゲットになっているという報道も出ていますが、見方を変えればテックジャイアントで培われた業界知見が外に出てくるということですので、今後も音声系の新たなサービスが出てくることに期待していきたいと思います。ほんとうに巨大というか巨額ですね。meta社のメタバースにも匹敵する取り組み。ただ失敗の先にある進歩は何か期待できるのではないか、と。