"東京捨てた"コンサル会社に起きた「驚きの変化」
東洋経済オンライン
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良い記事ですね。
保存版としても良いくらい。
> シンミドウは、自社の規模や社長の得意な仕事の仕方を鑑み、東京の求人広告代理店から埼玉の人事採用コンサルタント会社になりました。当たり前のことですが、「自社が勝てる地域・顧客層・商品は何か」を考え、それを最大限に活かす戦略を追求していくことが経営者としての仕事なのです。
強みを生かすためには、ポジショニングが大事。
と言うことを再認識させられる事例。
ランチェスター理論の他に、ドミナント戦略もよく使われますが、それは主に飲食店などのサービス業向け。
コンサルは客先に出かけていくのであまり関係ない。
ただ、地域の特性を知り、顧客に密着したサービスを提供することで、口コミで顧客を広げることもできるでしょう。
あとは、逆張り戦法ですね。
このコンサル会社はライバルが殺到する東京を避けて、あえて埼玉県、しかも、クライアント企業の人事体制の弱い以北を狙った。まさに、この狙いは正しいでしょう。
首都圏でも国道16号線を境にかなり違って来ます。
埼玉でも都内寄りの人たちはみな都内に働きに行きたがる。給料が良いし、都内のステイタスもある。
普通は群馬には働きに行こうと思わない。
群馬寄りの埼玉、そのあたりのエリアがエアポケットです。
ビジネスや商売の基本は「困っていることを解決してあげる」ことです。いわゆる、「不」や「非」のつくことはビジネスになりやすい。何も奇を衒う必要なく、シンプルにクライアントが困っていることを解決するだけ。解決の積み重ねが信頼と実績につながる。人材の育成にもつながる。結果、自身の企業もクライアントと共に成長できる。三方良しですね。