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データセキュリティの問題はあるものの、まだ創業5年の同社の成長には勢いを感じます。
https://www.theinformation.com/articles/as-meta-and-twitter-lay-off-thousands-in-bay-area-tiktok-plans-to-double-staff?eu=-9O7wM2xwjAqKeHh23JetA&utm_source=ti_app&rc=jypaau
他方で、TikTokが優れたテクノロジー企業であることは、もっと強調してもいいのかなと思います。タイムラインの作り方が非常にうまい。バズったものが出てくるだけでなく、再生回数の少ない新しい動画を発見できます。だからユーザーが飽きないんですね。
これは作り手側の視点に立つと「YouTubeでゼロから勝負するのは難しいけれど、TikTokには夢がある」となる。新規参入が増加中のフレッシュな場所、というのもボーナスになっているのでしょう。
この勢いがどこまで続くか。重要な事はユーザーに愛されている、ということです。NPSが高い。中国企業というリスクを抱えながら、さらに大きな存在になる気がします。
アメリカが「Tiktokは中国の物だから利用するな」といってもそういった背景は若い世代にとっては関係ないですし、Tiktokで人気になることはその商品を知ってもらうための有効な手段だと思います。米中の政治的な問題でこういった媒体を利用しないことを喚起するよりも、活用することで注目を浴びていくことを狙う方がメリットは大きいと感じます。
かつてインフィードの広告がそれまでのバナー広告と違い、いかにコンテンツにたいして"ネイティブ感を出すか"が大事にされてきた。
それが、YouTubeやInstagramを超えて、TikTokでは更にネイティブ感、一体感や通常コンテンツと広告の垣根に対する違和感の無さが大事とされ、実際にそうする事で効果が付いてきている。
デジタル広告において紆余曲折あれど最後はクリエイティブの重要さに帰結しているといえる。
また、ハッシュタグなどが繋がりや一体感を生む上で重要なピースとなっており、それは現代ならではの特性だと思う。
『TikTokはエンゲージメントを向上させる方法として、インフルエンサーなどが購入した商品を紹介する際に、ハッシュタグ「#TikTokMadeMeBuyIt」を使うことを勧めてきた。』