いつまで放置?パート年収の壁 時給上昇が就労調整招く
日本経済新聞
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こちらでも書いた通り、段階的だろうがなんだろうが、この壁は不要です。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/161068
最賃やインフレだからと時給を上げると、その分だけ労働時間を減らさなければなりません。
この壁が、時間給の従業員の就労時間中でのスキルアップを阻む原因です。
時給が高いのに長く働けず、そのために習熟も遅い。
結局パート、アルバイトが育たないので、調整弁的な使われ方をしてしまう。
行政はこの壁をなくすこと。
企業は正社員登用を積極的にすること。
従業員は所得調整に甘えないこと。
所得調整をする時間給従業員の多くは女性。
女性の働き手は増えているものの、こういった消極的な調整弁当的な労働では、いつまでも女性活躍なんて進みません。
各方面で意識と制度を変えていく必要があります。
さらに言えば、壁の範囲内しか働かないのなら、家事は任せたよ、みたいな流れにもなりかねない。
というか、そりゃなるよねと。
国民の意識は多少変わりつつあったとしても、国の制度のせいで結局は性別役割分業から抜け出せなくなってしまう。
男も女も同じように働ける環境があって、そこで初めて家事分担も平等に振り分けられる。
パート年収の壁をなくすことは、ジェンダーギャップ指数で日本が最下位クラスから抜け出すことにも大きく寄与するのではと思います。