飲食店の客数大幅増加! しかし、経営はむしろ厳しくなる
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価格を上げるって簡単に言うけど、値上げした結果、これまで通りすべてのお店が幸せに営業できる、なんてことは絶対に起きない。ここ近年の新卒はともかく、多くの企業の多くの年齢層は給与が上がらない時代を過ごしていて、低価格だったからこそ気軽に利用できていた人達がたくさんいて、そんな利用者が値上げしてもそのまま頻度が変わらない、なんてことはあり得ない。そうでなくても、飲食業界の低価格店はいろんな関係者の出血の元で成り立っていて、その関係者すべての出血をなくす値上げとなると、ちょっとやそっとの値上げでは済まない。単価が上がっても客が減れば総売上は落ちる。間違いなく業界に落ちる金は減る。
パイが減った中で競争しても勝てるのは、どんなに努力してもごく一部。その上、値上げして、値上げした価格帯の既存店と戦うのは容易ではなく、設備投資が必要になることもあるだろう。マックが値上げしてフレッシュネスバーガーと同じ値段で戦うのがどれだけの変化が求められ、どれだけ難しいことか。追加で借金して勝てないかも知れない世界に戦いを挑むのは、想像を絶する難しさなのだ。
だから。値上げしろ、と言う人は、そんな無責任なことを言う前に、世界を席巻できるビジネスをどんどん起こして日本を再び豊かにする事だ。そうすりゃそのビジネスに関わる人がバンバン金を使って、値上げなんて何も問題なくなる。飲食の業界の努力だけを求めることが間違っているのである。
注目のコメント
売上は揺り戻し効果で一時的に上がってる程度と観て、トップセールス商品の一部を見直して利益率を改善。人手不足は多店舗化路線の見直しで人員を集約し対応してます。
来期はセントラルキッチンを改修すれば2030年まで生き残れる土台を作れるが、課題はやはり返済。
消費の二極化に合わせたブランディング、インバウンドの対応はもちろんアウトバウンドの可能性は?
雇用の受け皿的な安売り店舗ビジネスが終わり、フランチャイズの可能性は?
何をしていいかわからないから、これからも何もする予定はない?
ドキドキ、ワクワク、ソワソワの時代ですね笑楽しくて働きたい職場をつくる、ちゃんと値上げをして利害関係者がみんな得をするような飲食店を作る。やればいいだけのこと。楽しようとするな。
記事中に技能実習生を安い賃金でって書いてありますが、最低賃金以上で払わなければならないと思います。(最低賃金法第4条より)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ag3s-att/2r9852000002ag9v.pdf
また外国人が日本に来れないのもそうですが、円安の影響で実質的な仕送り額が減額して、日本から自国へ帰ろうと考えている外国人実習生もいると聞きます。
原材料の増加、人件費の増加、00融資の開始など各種問題はあると思いますが、如何に利益を出すかを、出せない理由をブレイクダウンして潰していくしかない。売上が下がったというのはただの現象。どう回復させるか。財務的にも伴走支援融資などの活用をしながらどれくらいの猶予・金額が必要かなど具体的に考えたら良い。