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医療はDXが遅れている分野の1つです。CT画像や紹介状のやりとりは未だにCD-ROMやFAXで行っているため他の病院との情報共有に時間がかかり、心筋梗塞や脳卒中など、一刻も早い治療が必要な疾患の障壁になります。Joinのアプリは数年前から全国的に普及してきており、病院間や診療科間のやりとりをスムーズにすることで医療の質の向上や働き方改革に貢献していると感じます。
保険適用なのは脳卒中だけだったんですね。心臓発作も治療開始までの時間と予後が直結していますので、是非早期に保険適用になってほしいです。心電図の普及台数はCTの比ではないですし、救命率の向上に役立つはずです。
脳卒中(脳血管障害)は時間との勝負。なので、それを担当する脳外科などの医師は余り病院からはなれた場所に日常行けなかった。Joinのようなテクノロジーは、患者の救命可能性を高めるだけでなく、治療する側の医療従事者をも救う。
DeNAに買収された事で話題になったアルム社さんのアプリ。
情報連携で時間短縮となり、寝たきりを阻止した話は感銘。
読み応えのある記事です。
長年救急医療に携わる医師が、救急領域は「時間との戦いかつ、不確実性との戦いであり、精度よりも確度をあげることが大切」と仰っていたことを思い出しました。
確度を上げるためには、「年齢、性別、症状、既往歴、服薬情報、バイタルサイン(救急現場で必要な情報)」といったキーとなる情報をいち早くとれることがとても重要であり、1秒でも早くこれらの情報を収集できる仕組みを探していると。

本来はマイナンバー等でこれらの情報を収集できれば良いが、テクノロジーや制度のみならず、リアルに現場で運用フローを構築できるのか?といった導入支援を一定規模の地域単位で確立していけるかがカギとなりそうだなと思っています。

今後、財源限界に伴い、医療資源を地域の中で最適に割り振っていく必要があります。
そのため、医療機関の機能(特徴)は分かれていき、緊急を要する急性期領域は地域の中で集約せざるを得ないし、それに伴い医師も移動していく方向性です。

そうなると情報共有は益々重要になりますし、そのための運用フローを地域レベルの視点で設計できる地域の司令塔役が必要になります。

市民にとって効果が分かりやすく理解も得られやすい救急医療領域は医療資源の最適化を促進していく大義名分にもなりますし、この領域から地域単位での共創的なテクノロジー導入と運用フローの構築を進めていけると良いなと思いました。
地方医療の問題には、領域別医師配置の不均衡という問題があります。もともと都市と比べ医師の絶対数も不足していますが、偏在も大きな問題です。今回のように脳出血に対応できる医師がいない場合、遠方の医療機関まで搬送しなければなりませんし、初期対応が遅れ致命的な状況になりやすい中、医療DXが進み救命アプリが浸透していけば初期対応が可能となり、救命確率も上がってくるかと思います。
さらに、脳出血の患者は、昏睡が6時間以上続いた場合は、脳に損傷が残る可能性が高くなるといわれています。
また、入院時に意識障害があった場合は、3ヶ月後の死亡リスクや合併症のリスクに関係すると言われており、今回のように早期対応が治療後の生活に大きく関係してくることを考えると、いかにこの救命アプリを認識してもらい、多くに機関で使用していくのかが重要に思います。
搬送という点では,いわゆる「空飛ぶクルマ」の活用が最も期待されているところです.