大学生の就職内定率74％ 来春卒業、10月時点
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◆数字から見えてくるもの
"男女別では男子が72.7％（2.0ポイント増）、女子が75.7％（4.0ポイント増）。文理別では文系73.5％（2.7ポイント増）で、理系76.6％（4.0ポイント増）だった。"
昨年→今年の推移を計算してみると
男子70.7→72.7%(102.8%) 女子71.7→75.7%(105.6%)
文系70.8→73.5%(103.8%)、理系72.6→76.6%(105.5%)
ここ二年間、内定率は女子＞男子、理系＞文系でかつ伸び率も明らかに女子と理系の方が高い。このデータだけみると内定をこの時期に取るのは女子や理系の方が有利ということなんだろう。
もう少しだけ分析すると全体の数値が出ているので簡単な方程式を解くとアンケートに回答した男女比と文系：理系比が概算できる。
男子：女子＝53.3：46.7（2542人：2228人）
文系：理系＝80.6：19.4（3845人：925人）
サンプリング方法は元データを当たらないとわからないが、思った以上に男子の率が高いように思う。理系／文系比はこれくらいか。この数字をみたらもっと理系人材の少なさはリアルに実感できる。そう考えるともっと理系の内定率が高くてもいいのにと思うが、どうだろうか。若い方は正規採用で長年、働ける環境で働けるのが良いと思います。
コロナ禍後、大学生の就職率が回復してきたことは良いが3年以内の離職率も気になります。
企業の採用も非正規雇用や派遣社員などの採用も含まれています。また自治体なども会計年度任用職員、非常勤講師などもあるため正規の採用率がどうなのかです。
企業や自治体は人材不足ではあるが正規採用に関しては慎重だと言う印象を受けますね。
