中国アリババ、7─9月期売上高が予想下回る 個人消費低迷で
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事業別で見ると、中国本土の小売が2四半期連続でマイナス1%。これは消費低迷を示す数字です。
クラウドの成長率が前四半期の10%から4%に減速。こちらはIT業界やスタートアップの冷え込みを示す数字となります。
https://www.alibabagroup.com/en-US/ir-financial-reports-quarterly-resultsSBの主要資産であるアリババは株価が2年前のピーク300HKDから一時60HKDの1/5まで低下した。少し持ち直して78HKDだが、中国市場の消費が戻らない状況が続くと、更なる低下もあり得る。円安で円ベースの価格は高くなっていることだけがSBにとってプラス
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アリババは世界最大のオンラインセール「独身の日」の販売総額を初めて公表せず、伸びが過去最低だった昨年と同程度の結果だったとだけ明らかにした。中国の小売が苦戦しています。
アリババの7-9月売上高が予想を下回ったとありますが、先日の「独身の日」でも思った以上に売上を上げられなかったことで、今年度の業績はかなり悪化してしまいそうです。
ゼロコロナ政策など個人消費を圧迫するコロナ対策を取り続ける中国ですが、23年以降は世界的な景気後退の影響も受けることになるでしょう。
コロナ前の成長率に戻せるのか、もしくはこのままピークを過ぎて徐々に下落していくのか、非常に気になります。