資生堂がスパイバーと共同開発 生分解性のタンパク質繊維を用いた化粧品原料
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注目のコメント
地球の生態系の中で循環可能な再生可能材料としてのブリュード・プロテイン、注目していました。
今度はマスカラなど化粧品でも使われるんですね。いつもトップブランドと組むことはさすがです。
環境負荷を減らすことに少しでも役立つと思うと、ちょっと使ってみたくなりますね。今回の資生堂とSpiberのコラボで開発されたのはマキアージュドラマティックエッセンスマスカラ。モデルの森星氏を起用してSNSを中心にプロモを行なっており、税込3080円と比較的お手頃な価格になっています。マスカラは使わないのであまりよくわからないので、日常使っているマスカラはどのようなポイントで選ばれているのか気になります(何本も持つ?)。
https://corp.shiseido.com/jp/newsimg/3491_s1q47_jp.pdfスパイダー社の技術は画期的でサスティナブルな時代を作るという意味で無限の可能性があるが、いかんせんまだコストの問題がある。ある程度の規模が実現できてくるとコストダウンして広く使ってもらえるようになるが、既存の石油製品を用いた素材と比べると高いコストと低い生産量をどうカバーするかが鍵であり、そのためには高付加価値の商品から順番に参入し、徐々に生産量をあげコストをさげて、既存市場を置き換えていくという王道パターンを目指しているのだろう。
そう考えると今回の資生堂とのコラボは高付加価値商品でかつこの価値がわかる消費者へ向けた第一歩としては定石の一手。ここから徐々に生産量を増やしてコストを下げる作戦を展開していくのだと思う。