シード期の「肝となる技術」は特許化すべきか、それとも秘匿化すべきか

コメント

注目のコメント

• 髙尾 知達

  Funds取締役CLO/弁護士 Fintech協会常務理事

  ・2022年11月17日

  知財戦略で高名な山本先生の記事。特許権による独占のメリットと公開によるデメリットに関して、他社によるキャッチアップの期間が長いか短いかや侵害立証の容易性を検討要素としてしており、ビジネス戦略の中に特許を位置づける視点がとても面白いです。
  
  大企業は知財クリアランスをすることが通常であることから、特許をとることで露出機会を生み出し、大企業との提携、M&Aの可能性を高めるという指摘も興味深い。実際、事業会社がスタートアップに投資をする際に「●●の特許があり、ウチには真似できない」と担当者が説明することで社内決裁が通りやすくなるという話を聞いたことがあり、大企業と組む際の特許のメリットは相応にあると思います。
  
  フィンテックでは特許権を戦略的に活用するというやり方はまだメジャーではありませんが、特許訴訟の例はありましたし、最近でも当社も含めていくつか特許取得の例が出てきているので、本記事が提供する考え方のフレームワークは意識しておきたいと思います。
• 澤山 陽平

  Coral Capital 創業パートナー

  ・2022年11月17日

  シード期のスタートアップの多くは、プロダクトを作り上げる過程で「肝となる技術」が徐々に固まっていくものです。
  
  こうした知的財産は特許を出願するべきなのか、それとも、ノウハウとして秘匿化するべきなのか。双方のメリットとデメリットについて、弁護士の山本飛翔さんに解説いただきました。
• 平川 凌

  NewsPicks Content Curator

  ・2022年11月17日

  すごく勉強になりました。スタートアップと大企業のリソースは桁違いなので、特許の出願・取得に力を入れることはなかなか難しいと思います。まずは相談できるパートナーとなる専門家を見つける必要がありそうです。