【3分解説】ポーランドのミサイル着弾。これから何が起きるのか
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この事故自体は、ロシアのミサイル攻撃を撃墜しようとしてウクライナ軍が撃ったミサイルがポーランドに落ちて死者2名が出た、ということで決着になります。
問題はむしろ事後処理で、ウクライナ政府が、ポーランド政府との関係を悪化させないように対応する、ということにあります。
ウクライナに対する米国とヨーロッパ諸国からの支援は、今後も確実に今の規模で続けられるとは限りません。
さらに長期戦になり、この戦争が2年目に入って以降、ロシアとウクライナ、どちらが続けられるか、続けられなくなったらそちらの負けです。
ロシア軍は、2022年9月にハルキウ州の占領地を失って後、10月にはスロヴィキン上級大将がウクライナ侵攻の総司令官に任命されました。
スロヴィキン上級大将は、空軍の将官で、シリアでの無差別空爆作戦で知られる軍人です。
10月から、ロシア軍は戦線の整理を始め、へルソン州西部からも撤退、地上戦の攻勢はドネツク州に集約して、他の戦線では防御を固めています。
同時に、ミサイルとドローンを多数使って、ウクライナ軍の重火器や防空システム、各地のインフラを破壊するようになりました。特に電力インフラの破壊に集中しています。
ウクライナではもう雪が降っていますが、ロシア軍は長期戦を見据えて、兵士の損失を抑えながら、ウクライナが戦争を続ける能力を削ろうとしていくでしょう。
ポーランドのミサイル 米大統領 “ロシアからとは考えにくい”
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ポーランド着弾、責任はロシアに 米国防長官が示唆
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