機関投資家が「パーパス経営」に注目 ユニリーバにみる、存在意義の伝え方
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注目のコメント
ナラティブはパーパスの言葉そのものと同じくらい、ステークホルダーの浸透という意味ではそれ以上に重要なものと思います。
私の所属するUCCグループでも昨年10月に経営方針(パーパス&バリュー)を刷新しましたが、ナラティブには徹底的に拘りました(英語でどう書くか含めてたいへん苦労しました…)。自分事化するために本当に重要なピースだと思います。
日本語: https://www.ucc.co.jp/company/purpose/
英語: https://www.ucc.co.jp/eng/company/purpose/
現在従業員中心に浸透活動の真っ最中ですが相応の手応えを感じています。パーパスにしても、ミッションやビジョンといった経営理念にしても、それを
「掲げる」ことに加えて、それをいかに「浸透させる」ことこそが大切です。
世の中で経営理念を掲げている会社のうち99%では残念ながら単なる”貼り紙”になってしまっているのが実態。あれこれ議論したり作文したりして、よっこらしょっと掲げるところまでたどり着いておしまい。
組織に浸透させるための”封じ込め”こそがミソですが、そもそも言い出しっぺの経営トップや経営チームが一字一句言えないなんて笑えないケースから、封じ込めのための施策を一切やっていないというケースまで、失敗例には事欠きません。
ユニリーバでパーパス経営を浸透させるために数々の封じ込め策を打ってきたサステナビリティの神様、ポール・ポルマンさんの著書「net positive」を私も拙著を執筆するために読みましたが、つい最近ようやく日本語訳書も出たんですよ。
https://amzn.asia/d/9Jmcta9
おススメです♪「パーパス経営」に注目が集まる中、先駆者のユニリーバを挙げました。
パーパスはつくっただけではダメです。社内外に何度も発信することが重要です。発信の効果的なメソッドとして「ナラティブ(物語)」を推奨します。
ナラティブに数字が絡むと最強ですが、それは次回に。