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米中首脳会談でバイデン氏は中国による台湾統一を認めたのかどうか今一つはっきりしない。
米中の衝突を防ごうとしているのはよくわかるが。
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米国の側は、台湾について「レッドライン」を設定することができません。
 米国が伝統的にとってきた台湾政策は、「戦略的あいまい政策」(strategic ambiguity)です。

日本については、日米安全保障条約があり、日本の領土が攻撃された場合のレッドラインは、(多少のあいまいさはあるにしろ)かなり明確です。米軍がどのように行動するか、ある程度決まっています。

1979年に米国が中華人民共和国と国交を樹立するまでは、米国と台湾(中華民国)の間に米華相互防衛条約がありました。
 しかし、1980年からは、米国は台湾を国家として承認しておらず、安全保障条約もありません。
 米国の国内法として「台湾関係法」があり、台湾に兵器を供与することはできます。
 しかし、台湾を守るために米軍が戦う、という法律は存在しません。戦わないと明言しているわけでもありませんが。これが「戦略的あいまいさ」です。

中国のレッドラインははっきりしています。
 中国の見解は、台湾は中国の領土であり、中華民国を名乗る反乱分子が占拠している、というものです。中国政府としては、反乱分子を討伐するか、降伏させるかして、中国政府の統治を台湾に行き渡らせる、という方針を明確にしています。
 この方針を外国が阻止しようとすれば、それがレッドラインです。

日本もそうですが、米国もまた、台湾についてはあいまいなままにして現状維持にしておきたい、という願望があります。
 中国政府には、犠牲を出してでもあいまいな現状に終止符を打つ、という明確な意思があります。

米国がレッドラインを引きたければ、台湾を国家承認して、安全保障条約を締結して、どの段階で米軍が戦闘に出るのかを明確にする必要があります。内々で妥協案をつくる、というのはもう無理です。中国が承知しません。
 今のままだと、中国政府としては、米国も日本も文句を言っていないし構わないよな、ということで台湾の反乱分子排除に乗り出す論理を組み立てられます。

米国がレッドラインを引くのは、即開戦、ということになりえます。これは早ければ早いほどよかったのですが、もはやかなり時機を逸しています。
 今からやるなら、よほど秘密裏に根回しして、国家承認と同時に条約締結して米軍が万単位で台湾に駐留している、くらいの準備があった方がいいでしょう。
今回の米中首脳会談において、習近平主席かバイデン大統領に訴えた最も重要な内容が台湾問題についてだったと思います。

レッドラインの部分に関して、中国外交部が発表したプレスリリースによれば、より正確には、中国にとって「核心的利益の中の核心」である台湾問題は、「中米関係が超えてはならない最初のレッドラインだ」。要するに、レッドラインはいくつかあるけれども、その中で最も重要な、中国として最も妥協ができないレッドラインが台湾問題、という意味です。

この点、我々は正確に解読した上で、中国側の戦略的意図を知るべきだと思います。
中国がいうレッドラインとしての「台湾問題」が何を意味するのかで今後のシナリオは変わってきます。「台湾併合」は国内問題だとする議論は、いつ聞いてもよく分からない。国内なのに、なぜ併合が必要なのか、私には論理矛盾に見えます。それでも中国が「台湾問題」などと曖昧なことを言っているうちに、日本は防衛外交面での準備を怠りなく進めて足元を固めておく必要があるでしょう。
習近平国家主席が任期を延長してまでやりたいのは台湾問題を解決したリーダーとして歴史に名を残すことだと思います。
平和的な解決はありえないので、どこかで武力衝突が必ずあります。
アメリカだけでなく、隣国の日本は常に備えておかなければなりません。
中国は何を言っても聞く耳を持っていないと思います。
朝日新聞の記事のトーンとはかなり違います。
朝日新聞を読む限り、台湾問題で中米は鋭く対立する。会談はほとんど平行線のまま何も成果がないようです。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15474009.html?iref=pc_shimenDigest_top01

この記事を読むと、そうでもないようです。

これから台湾を契機にして軍事費の倍増、半導体の日本国内への誘致など、いろいろ台湾を使う必要があり、台湾問題をより先鋭に出したほうが日本にとって都合がいいでしょう。
首脳会談の際、岸田先生は台湾有事の際、日本は断固として台湾側に立つというでしょうね。
台湾独立を支持しない、支援もしないなどは絶対に言わないでしょうね。
心の中ではほんとうは台湾が独立したほうがいいと思っているでしょうね。

この記事を読みました。
https://mp.weixin.qq.com/s/WLXlbv_OssZNQ2LU97_CaQ

美国不寻求同中国打“新冷战”,米国は中国と新冷戦をする思惑はない。
不寻求改变中国体制, 中国の体制を改変する思惑はない。
不寻求通过强化同盟关系反对中国, 同盟関係を強化して中国と対抗する思惑はない。
不支持“台独”, 台湾独立を支持しない。
无意同中国发生冲突。  中国と衝突する思惑はない。

と盛んに言っているが、それについて言及する日本のメディアは皆無。
中国のメディアは嘘をついているのか、それとも日本のメディアは報道したくなく、朝日新聞のように中米のより厳しく対立することを待ち望んで、その方向の記事しかつくらないのか、
さっぱりわかりません。
レッドラインについて話し合うと言っていますが、中国は台湾問題について断固として譲らない姿勢が明確ですし、話し合いの土俵にすら立てていないのではという印象を受けてしまいます。
米中が対面での首脳会談を実現させただけでも意味のあることだと思いますが、議論を進めるのは非常に難しそうです。
台湾の半導体によるGDP効果は中国にも恩恵が高いですし、台湾侵攻を避けたいと思っているのは確かな気がします。
ただ、アメリカがアジアの軍事領域に介入してくる場面も伺えますし、そうなると習近平も黙ってはいないでしょう。
米中関係の悪化によるメリットは何もないと思います、お互いに理解し合う姿勢が必要ではないでしょうか。
習近平にとっては台湾侵攻しかやることないですから。
経済はボロボロになりつつあるし。
バイデン大統領と中習近平国家主席はバリ島で会談し、台湾や北朝鮮などについて意見交換を行いました。

バイデン大統領はは会談前に、「米中の競争が衝突に陥らないよう互いの「レッドライン(譲れない一線)」を話し合う」と述べ、習氏は会談で、「台湾問題は「核心的利益の中の核心で、越えてはならないレッドラインだ」と主張。その上で、今年は米中国交正常化50年だと指摘し、「歴史をかがみに未来へ向かうべきだ」と強調した」とのこと。