イスタンブール爆発 容疑者拘束と発表 トルコ政府
NHKニュース
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2015年~16年の頃にトルコで頻発した爆弾テロを思い出させるような事件です。イスタンブールで最もにぎわう通りの一つイスティクラル通りでは過去にもこのような事案と似たテロ事件が起きています。
トルコでは過去にクルド系のテロ組織や過激派イスラム国(IS)がテロを行ってきていますが、こうした繁華街での無差別テロはISが仕掛けるケースが大半でした。
現在の国際情勢では、他にもトルコにテロ攻撃を行う動機のある勢力やグループがありますが、そもそもテロかどうかの確定含めて、もう少し続報を待ちたいと思います。トルコ政府内務省の発表によると、目抜き通りのベンチの下に爆弾が入った荷物が置かれ、それが爆発した、ということになります。
この事件に関連して、トルコ政府はクルド労働者党(PKK)関係者20名以上を逮捕しており、逮捕者は増えそうです。
また、トルコ政府は、この事件は米国政府にも責任がある、というわかりにくい主張をしています。米国政府がクルド人難民を受け入れているのが悪い、という趣旨なのでしょう。
それから、シリア北部のクルド人勢力(シリア民主軍)を米国が支援していて、それがPKKに聖域を提供することになっている、ということへの不満を述べているようです。
この事件は、シリア北部でトルコ軍がクルド人勢力を攻撃して、支配地域を広げていくための大義名分として利用されるでしょう。イスタンブールに住んでいる家族から聞いたニュースですが、犯人が捕まったみたいです。ヒジャブ着用のシリア人の女性(PKK関連)だそうで、道に爆弾が入っているパッケージを置いて、逃げたそうです。
明日ギリシャに逃げる予定だったみたいで、今日捕まってよかったです!