円が上げ拡大で一時138円台、1%超える上昇-8月末以来の水準
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将来の相場はその時点で誰も知らない将来出て来る新しい情報で決まります。円安に賭ける向きが圧倒的に多い中で決まった極端な円安相場に円高を思わす新しい情報が加われば、大きく反転するのは不思議ではありません。この振れ幅の大きさに、日本経済を取り巻く不安定さを見ておく必要性がありそうに感じます。
138円台に戻したと聞くと円が随分と強くなったように感じますが、ついこの間まで円は110円前後で安定していたのです。そしてその110円でさえ、彼我のインフレ率の格差等を勘案した実力は、プラザ合意で円安が進む前の1980年代前半の水準です。138円台に戻っても円の価値が大きく毀損されたという事実は変わりません。円の実力は日本経済の停滞が本格化した1990年代半ば以降、振れを伴いながら下がり続けています。それがここに来て、大きな振れを伴って一段と毀損された事実はたとえ138円台に戻っても不変です。
通貨の強さは国の強さの反映です。一時の乱高下に目を奪われてなぜ円の実力低下が続くかをしっかり考えて問題の根を積まないと、日本の国力が落ち続けるのは避けられないように思います。
(-.-)ウーン円を売っていた人たちが慌てて買い戻した結果でしょうか。
アメリカの物価上昇が本当に落ち着いてきたか、FRBはまだ見極めている途中です。この先に揺り戻しが来る可能性も考えられます。
結果論ですが、150円でドルを大量に売った日銀は天才ディーラーかもしれない。