【解説】日産とルノーの関係って、どう変わるの?
NewsPicks編集部
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メモ
ルノーとしては、43%を保有していても実質的にガバナンスには介入できない日産の株式という形で資本を眠らせておくよりも、よりリターンのあるものに投資をしたほうが有意義
電動化を加速させたいルノーは、EV事業を切り出して新会社として新規株式公開(IPO)し、資金を調達する計画を立てています
注目のコメント
たびたび話題になっていた、日産とルノーのアライアンス関係見直し。11/8, 9日に具体的な中身が明らかになるかと期待していたのですが、まだ議論は続いているようです。
そこで今回のこつこつ自動車は、「予習編」です。ルノーが日産への出資比率を引き下げると、何が起こるのか。なぜ今このような議論が立ち上がっていて、両社の意図はどこにあるのか。アライアンスの歴史もふまえて解説します。1999年、ルノーはグローバル化を生き残りの戦略として座して死を待つより打って出るという決意で日産の救済買収に打って出た。現在のルノーの戦略は地域特化、日産とのアライアンスは意味が薄れた。支配証券としての権利を奪われた何千億円も日産株式を保有することは許されない状況だ。まして配当もほとんない。ここが理解すべきもっとも大切なところであろう。
ルノーがEV新会社設立のために、日産の株式を売却するのは良い判断。日産がEVシフトに本気でEV専業メーカーを目指すなら持ってる意味あるけど、アリアの生産も軌道に乗らない現状を見ると持ってる意味ない。