この連載について
本を読むことは、心を豊かにしてくれる。慌ただしい毎日のリフレッシュにもなるだろう。ただ、ビジネスパーソンには時間がない。そんな悩みを抱えるあなたにNewsPicks編集部が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、話題の書籍の要約をお届けする。
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タイムマネジメントを上手くやっている人の共通点は、20/80ルールのように、「重要性と緊急性の二軸でプライオリティを見直す習慣」があります。特に部下ができた新人マネージャーの頃は、責任範囲が増え部下のスーパーバイズもあり、個人ではタイムマネジメントが得意だったのに、急に不得意になることはありがちです。
さらにもう一つ重要なことは、締切が無理になってきたら、事前に上司と新しいタイムラインを交渉することです。相談すれば日程を遅らせる可能性は多々ありますが、意外と交渉できないと勝手に思い込んでいるケースは多いです。部下が上司を上手くマネジメントすることも、自身のタイムマネジメントUPに繋がりますね。
チームメンバーに、タスク管理含めた計画の仕方などを話すことがある。ただ、個人的には、あまりタスク管理をしていないという矛盾がある。
究極的には、計画作りにはあまり意味がないと思っている。というのは計画を作ること自体では仕事は何も進んでいないから。
ただ、記事にある「ToDoリストがうまく機能するのは、やり残したことを外部にすべて吐き出したことで脳が安心し、持てる力をすべて発揮できるようになるからだ。」という言葉がその通り。
気づくと目的から逸れたことに時間・集中力を持っていかれていることがある。個人でも集団でも一緒。だから計画をして、目的とタスクがつながり優先順位を持つ構造を作り、それが起きにくい構造を作る。起きにくいから、タスクを執行するときにはタスクだけに集中力を投資できる状態を作る。またそこで気になることが出てきたら、目的に照らし合わせてやるべきかを判断するというルーチンを作り、「気づいたら違うことやっていた」を出来る限り避ける。
一方で、ToDoリストとか計画が目的化したり、厳密にやりすぎようとすると、「やりながら直す」という本来必要なことがしにくくなくなったり、本質的には価値を生んでいない計画を作ることに時間がかかりすぎる。
だから、計画作りは目的の設定、タスクが目的に対してつながるものか、それらが重要度と確度の高さを基に濃淡がついている(先のことや重要度が低いことは、かっちり決めない)などがポイント。
こんな感じに元々考えていたが、記事の4分類、予期の濃淡と多寡、想起の精度と傾向は、それと照らし合わせてめちゃくちゃハラオチがあるし、類型化されている。
自分は目的志向が強く、禁欲家・自信家なのだと思う。将来のイメージが強く、そこに必要なイベントの数(変数)が無意識に絞り込め、自信があり生産性が高い。計画をあまりしていなくても結構うまくできている(無意識に計画にミートできるように、やりながら予実のバランスを取れている)。ただ、余白を自分、そして周囲に作ることはとても必要。
逆に、計画づくりを支援しているパターンは、なんらか考え過ぎて認知限界を超えたり、事前考慮が十分でなかったり、予実がどこかで乖離する。
人はそれぞれ違うのでパターン化するリスクは踏まえつつ、まずはこれからスタートして考えてみるの良さそう。