バルミューダ、今期経常を99％下方修正
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売上は当初発表どおりであるものの、下方修正の理由として、
『記録的な円安の進行により、期初予想策定当時1ドル110 円台前半だった為替レートが直近で 1 ドル 150円前後にまで円安に振れたことにより仕入原価が上昇したこと、また、棚卸資産の評価減を 98百万円計上したこと等により売上原価率が期初に想定していた 62.6%から 68.9%に上昇する見通しとなったことから、期初の予想 を下回る見通しとなりました』
とのことでした。為替変動は仕方ないとしても、在庫の評価減98百万円は気になるところ。想定よりも売れず、将来的に捌けない在庫が積み上がったってことかな。
注目のコメント
バルミューダユーザーですが、経常利益予想を99.7%下方修正は、納得の数字。
バルミューダの製品が好きで、炊飯器、扇風機を使ってますが、炊飯器は2回壊れ、一度は有償で新品に交換しましたが今はもう電源が入らず別メーカーに買い替えました。
扇風機も首振りが動かなくなり、不便です。
母がトースターを使っていますが、こちらも故障して有償で新品に交換しています。
あまりに故障率が高く、バルミューダユーザーほど、バルミューダの製品はやめておこうとなっており、クロスセルが進まない状況だと思います。
センスのいい高級なものをMade inJapanで作るのは良いのですが、品質へのこだわりのなさにより、残念なメーカーになってしまってます。価格が1／3程度なら許せますが、高いのにすぐ壊れるのはユーザーを軽視しすぎです。
センスの良いものであれば、すぐ壊れてもまた有償で買うはずだ、という前提で問い合わせの際に提案されるのですが、それが2回続くと顧客は確実に離れていきます。
スターバックスリザーブとバルミューダのコラボコーヒーメーカーを買うのを検討しましたが、「どうせすぐ壊れるのだろう」と思いやめました。
また、扇風機のピッ！という操作音のうるささや電子レンジのダイヤルを回した時のセンスのないメロディは一考した方がいいでしょう。社長が元ミュージシャンというのはわかりますが、センスが無さすぎ、無音にできないので、多くのユーザーにストレスを与えていると思います。
総じて、一見売れそうだが、使い込むとアンチが増えるという日本では珍しいメーカーなので、作っても売れない、経常利益の予想も大幅に下がるというのは当然だと思います。
株価を大幅に下げ、SONYやPanasonicなど、まともなメーカーに買い取ってもらい、日本らしい壊れにくい製品を展開してくれたらまた使いたいと思います。財務報告にかかる内部統制評価を生業にしている身とすると、
＞併せて、通期の同利益を従来予想の7.9億円→400万円(前期は14.6億円)に99.5％下方修正
と言うのを見ると、ちょっと会計不正が生じやすくなったな、と勘繰ってしまうのですよね。
赤字ギリギリとか、なんかの基準値に抵触しそうとか、そういう時って『赤字になりたくない・抵触したくない』という気持ち自体が会計不正の誘因になっているので。
なので、私がJ-SOX担当ならそういう目線で、評価範囲を広げざるを得ない判断をしますね。
おそらく会計監査人も同様の判断をするでしょうし、会計監査上のマテリアリティが極限まで下げて会計監査をせざるを得ないと思います。
