円買い介入、9月22日以外は実施せず＝7―9月期為替介入実績
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９月２２日に大きく円高に動いた後はじわじわ安くなる一方だったので、９月の介入が２２日だけだったことに驚きはありません。政府が財政赤字を拡大し日銀が金利を抑えるため量的緩和を続け、共に円の価値を毀損する中での介入ですから、介入効果の持続性は限られます。円安を牽制したければ極力手の内を見せない形で断続的に介入を続けるほかなさそうに感じます。米国債を売ることが出来ることが示されて外貨預金が上限との見方が外れたので当面は介入を続けることが出来るでしょう。経常収支が赤字になるなどして更なる円安要因が加わる前に、ドル買いの魅力が薄れて状況が変わってくれるよう念じます (^^;
11/10発表のCPIの結果次第感はありますが、ドル円というかドルがピークアウトしてる感じがあります。
利上げペースの低下を匂わせるニュースに合わせてド天井で為替介入した感じになってて、何というか絶妙な介入だったという感じになってますね。
現状放っておいてもドルが下がってる方向なので介入の必要は無いと思います。
今後、指標鈍化が続けばドル高からの巻き戻しがさらに進むのかもしれません。
ちょっと気になってるのが...。
前回の為替介入の後に著名な方も含めて、「介入後は元に戻るのでドルを買っておけば...」という話をしていたのと、TVの報道等で「円預金は円安で目減りするから外貨預金せよ！」と煽りまくってたんですが、それに従うとド天井で掴んだ事になって大損してるんじゃないかなと、地味に心配してます。。。
このままドル円が巻き戻ってくると、今始めた外貨預金は来年20%くらい目減りする事になりそうで...。直近でドル円・ドルインデックスとも下落傾向にありますので、介入の効果だったかは分かりませんが一方的なトレンドに対する調整は起きているようです。しかし、依然として米国のインフレ率は高い数字が出ているので明日発表のCPI次第では、再びドル高になる可能性もありそうです。
