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2022年11月8日 公開

【ブランド殺到】謎素材で世界最注目の「スパイバー」って何者?

今回は、リサーチパートとインタビューパートをおり混ぜてお届けします。山形発のバイオベンチャー「スパイバー」。NASAや米軍も夢見た人工クモ糸の開発に取り組み、評価額は約1500億円と日本屈指のスタートアップ企業です。現在は、環境負荷の低い人工タンパク質素材を開発し、ありとあらゆる領域で素材革命を起こすと期待されます。しかし創業以来黒字は無しと、課題は山積み。「スパイバー」は本当に日本屈指のスタートアップとして羽ばたけるのか?関山代表にデューデリ団が直撃。(34分/出演:藤村聖子、花谷美枝、岡ゆづは/Spiber株式会社 関山和秀 取締役兼代表執行役)
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今晩のデューデリだんは、スパイバーです!

人工クモ糸の開発に始まり、人工タンパク質「ブリュードプロテイン」へとつなげてきたスパイバーが、タイとアメリカに工場を作り、いよいよ量産化の段階へと踏み込もうとしています。
タイの工場から素材のサンプルが続々と届く山形本社で、関山社長にスパイバーの現在地を聞きました。

来年以降、ブリュードプロテインを配合した製品がどんどん世に出てくるそうです。ブリュードプロテインが今後、どんなものに使われるのか、どこまで環境負荷を減らせるのか、スパイバーの目指す社会についても聞きました。

スパイバーのブリュードプロテインについては、こちらの記事も参考にしてください。
https://newspicks.com/news/4287894/body/?ref=search

追記:事業価値証券化による資金調達ですが、複数回にわたって調達が行われており、現在までの総調達額は400億円になっています。
山形県で2番目の人口規模、約12万人の鶴岡市に本社があるSpiber株式会社。会社の存在を知ったのは株式会社リバネス井上浄さんの塩尻市での講演でした。
2001年4月、慶應義塾大学先端生命科学研究所が鶴岡タウンキャンパスに設置され本格的なバイオの研究所としてスタート。Spiber株式会社創業はその6年後の2007年9月です。中規模の地方自治体での産学官連携によるスタートアップ企業の創業事例として気になっていたのでのちほどじっくりと視聴します。

Spiber株式会社
https://spiber.inc/
楽しみ!

もう6年も前の特集記事ですが、あわせてどうぞ。

【侍02】クモの糸でつくる夢のボディ。スパイバーが目指す未来の素材
https://newspicks.com/news/1644694/
Bio-chemistry を専攻していたものとして、そしてスタートアップの一経営者としてSpiberは興味があった会社なのでこの特集はとても良かったです。

せっかくなので、もう数歩踏み込んで欲しかったですね。
・Deep Techのvaluationの仕方
・コア技術がなんなのか
・市場のロードマップ(アパレル、自動車、代替肉などをどういう順番でどう考えているのか などなど)
日本の素材スタートアップとしてスパイバーには頑張って欲しいと思っていますが、MCの方々がHigg Indexを唯一のモノサシみたいに使っちゃってる時点で番組としての信憑性を損なってしまうのでもったいないなと。海洋マイクロプラスチック汚染については触れてますが、それ以前に指標として問題が指摘されています↓

▼ 「H&M」にグリーンウォッシュ疑惑!?原因は世界標準の測定ツール

https://www.wwdjapan.com/articles/1414208

(追記)
と、書いてみたものの、本当にこの分野はまだ答えが見えない段階なので、自分も強く言えることはないな…と。悩ましいところです。言ったもの勝ちみたいにならないよう気をつけていきたい。
スパイダーとファイバーを組み合わあせたスパイバー。

強度もあるし、しなやかさもある。
とてもおもしろい素材だと思います。

現在は主にアパレルや自動車会社に注力されていますが
たくさんの使用用途がありそうです。

ただ、SDGsを意識して、事業を進めていくとなると
やはり100%自社素材で作らなければいけないところ。

これからどのように解決していくのか、また、
どのような用途で使われていくのか、とても注目です。

番組構成。
リサーチパートとインタビューパートをおり混ぜての番組構成。
通常のとどちらも一長一短ありますが、とてもおもしろかったです!
大学時代の先輩で、当時はまだアントレプレナーという言葉が出始めた頃。学生期起業家として登壇していらっしゃったのがスパイバー社の関山さんでした。
あとはマザーハウスの山口恵理子さんとか、フローレンスの駒崎さんとか。ベクトルは違えど、活躍している先輩が3-4つ上にいたのは学生時代の刺激になっていたことは間違いありません。

こうやって15年近く経っても同じ事業で拡大しながら推進しているのは改めて尊敬です。

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