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IPといってもInternet Protocolの話。

Huaweiの新提案はともかく、気になる領域。
普段使っているネットは、様々な通信の約束事(プロトコル)の上で成り立っている。どこの階層を担っているかというもので、OSI参照モデルというのがある(①)。
物理的にどういう方法なのか、どういう接続方法なのか、そしてインターネットの接続方法の取り決め的な部分では3・4階層めのネットワーク層とトランスポート層がかかり、ネットワーク層にIP、トランスポート層にTCPとかUDPというプロトコルがある。

インターネットは、そもそもARPANETという米国国防省のプロジェクトから始まっている。攻撃を受けても通信を止めないという冗長性・信頼性がキーで、これまでの通信網との違い。それを実現するために分散的になっていたり、こういうプロトコルが進化してきたという理解。
信頼性とリアルタイム性のトレードオフで、信頼性を担保するために、特にTCPでは損失した場合は再送要求がある(②)。

フル5Gの一つの要素で低遅延がある。そういったものの保証ってどうやっているんだっけとか、ストリーミング放送で状況に応じて可変で画質・音質変えているのってどうやっているんだっけ(UDP?)など、書きながら色々基本的なことが理解できていないなとも痛感するのだが、ネットの根幹部分だけに気になる領域。

https://milestone-of-se.nesuke.com/nw-basic/as-nw-engineer/osi-reference-model-and-ip-set-model/
https://www.geekpage.jp/technology/rtp/tcp-and-rtp.php
速度保証は出来ないが、年々速度を上げてきた、という歴史もある。
その速度も上限が見えてきて、通信方法も地上だけではなくなってきた。
そこでNewIPの提案。
このタイミングなのは、流石といった感じなのかな。
世界中に拡大するのは難しくても、中国や受け入れる国・地域で入れ替わった時、Old IPの国々との間で何が起こるのか気になるな。
新旧組み合わさって、ハイブリッドになれば良いのにね。

“速度保証できないIPがボトルネックになっているという指摘もある”
既存のルーターが使えないNew IPを中国内で実装したら、まさにネットの分断が決定的に。

(以下、記事中からの引用)
New IPは、既存のIPに対して(1)IPアドレスを可変長に変更(2)コントラクト仕様フィールドを追加(3)ペイロード仕様の拡張という3つの機能を追加した形と整理できる。

 ただし既存のIPとの互換性はない。可変長のIPアドレスを採用するNew IPは、既存のルーターでは対応できず、New IP対応のルーターが必要になる。New IPのコンセプトが明らかになるにつれて、インターネットコミュニティーからは次々と懸念の声が上がっている。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
日本郵政株式会社(にっぽんゆうせい、英語: Japan Post Holdings Co.,Ltd.)は、日本郵政株式会社法に基づき、日本郵政グループの持株会社として設立された特殊会社。 ウィキペディア
時価総額
4.26 兆円

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