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既にコモディティーは水準自体がピークアウトしてますし、米国ではインフレ率もピークアウトしてますから。
ただ、いくらピークアウトしてもインフレ率の水準が高いため、インフレ目標にいかに戻すかが大変なんです。
ピークに達しているという判断はコンセンサスだと思いますが、問題はその後の沈静化のスピードです。その意味でも、国際的な資源価格だけでなく、各国の賃金上昇率が重要になってくると思います。
原油、小麦、銅などインフレ昂進のきっかけになった資源の価格上昇が一巡して足元で下がっていますからそろそろピークを迎えると見ていいのでしょうが、インフレ心理に既に火が付いて物価と賃金の悪循環が始まっているとすれば、インフレ率を下げるのは確かに時間が掛かるかも知れません。
インフレ目標は景気の過熱を抑えて過度のインフレを避けるための道具でインフレ率を引き上げるためのものでない、金融政策は紐のようなものでインフレを抑制することはできるがインフレを起こすことは出来ない、というのがかつては一つの常識でした。2%のインフレ目標を追いかけて大量にカネを流しながら長期に亘って目標が達成できず、供給制約をきっかけにインフレに火が付くと大量に供給されていたカネが暴れ出してコントロール不能に陥ったように感じないでもありません。
インフレは強い経済の結果であって、インフレが経済を強くするわけではありません。引き締めを続ければやがてインフレは収まるでしょうが、インフレを起こして2%といった都合の良いところでコントロールできるという考え方は、これを機会に見直す必要がありそうに感じます。(・・;ウーン
2%よりも高いインフレ水準が当面は続くことを許容する、という政策判断もありえます。
この冬がインフレのピークになるでしょう。これを乗り切れば、2023年の春以降、インフレは徐々に溶けていくのではないでしょうか。ただし時間はかかる。
インフレ率はもともと物価の増減の数値ですので、インフレ率の増減は物価の2回微分です
車に例えると加速度になりますが、それがピークつまり0からマイナスになることですね、アクセルを踏むのをやめて戻した状態です
しかし車は依然として走っており、その速度を一定水準に戻そうというのが次のステップであり、その速度の目標が物価であればインフレ率になります
道路標識には「2%」と書いてあるのですが、現状ではスピードが速すぎます、ただ急減速は搭乗者の危険も伴いますから、計画的で上手な減速が運転者には求められます
インフレがピークに近づきつつある、ではインフレが低下することによってどういった影響が出てくるのか想像するとおもしろい。
インフレで生じた賃上げがこのまま続くのか(海外メイン)、日本の円安はどうなるか、などなど注目しておくべき点がたくさんありそうです。
FRB初め世界の中央銀行は利上げ幅縮小に移行しようとしていますが、インフレがピークに達したのちどのくらい続くのか?の予測が大切だと思います。オーバーキルにならないよう、慎重な利上げが求められますね。
実体経済として需給ギャップから生じるインフレに、投機筋の思惑が加わったインフレは、落ち着き下落する時も、投機筋という読み難い要素があるから、舵取りが大変そうです。