「ゲノミクス」の最先端を進むドイツのバイオ企業Resolve Biosciencesの挑戦
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注目のコメント
in situ (その場での意味のラテン語)での遺伝子発現解析などのことを言っているのでしょうか。
リンク先のin situ の分子生物学の項の説明を参照。
https://ja.wikipedia.org/wiki/In_situ
このようなテクノロジーの中で代表的なのは、in situハイブリダイゼーションと言って、どのような遺伝子(mRNA)が発現しているのかを生体中で色をつけて発光させて観察することができます。
脳科学辞典:In situハイブリダイゼーション法
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/In_situ%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%B3%95
また、オルガノイドのような三次元培養の系の期待と重要性が高まっていることもあると思います。
生体に近い状態で測定が出来れば、新規の医薬品や治療法の妥当性や有用性を見極めることが容易になります1973年ゲノミクス1.0:アマガエルから遺伝子を取り出し、バクテリアの遺伝子と融合させることに成功
1995年ゲノミクス2.0:大量の遺伝子を短時間で配列することが可能に
→ヒトゲノム計画、Illumina社が台頭
そして今、ゲノミクス2.0の弱点をカバーする空間生物学分野でResolve Biosciences社がゲノミクス3.0として病気をそのままの状態で維持しながら解析することに取り組んでいるようです。