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ロ軍、ヘルソンから撤退準備か=「数日以内」の見方も―ウクライナ南部

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    ロシア軍がへルソン州の西側、つまり、州都へルソン市を含む地域から撤退するのには、合理的な理由があります。
     へルソン州は、真ん中を流れるドニプロ川によって、西側と東側に分かれます。
     開戦当初、ロシア軍はドニプロ川を渡って攻め上り、へルソン市も占領しましたが、そこから少し北で、ウクライナ軍に止められ、膠着しました。
     今も、へルソン市周辺のロシア軍は、ウクライナ軍と戦えなくは無いですが、ウクライナ軍が長距離砲撃能力を獲得したことにより(米国からのハイマースなどの支援による)、ドニプロ川に架かる橋が全て破壊されました。
     ドニプロ川を渡った先にロシア軍が補給をつなげるのが困難になり、補給が無ければロシア軍も戦えません。

    ドニプロ川は、へルソン市のあたりだと、川幅1kmはあります。今は、船で渡るしかないですが、撤退するなら、できるだけ余裕を持って、損害を受けずに撤退するのが理想です。
     9月に、ロシア軍は、ハルキウ州で、ウクライナ軍に不意を突かれて撤退しましたが、その時は損害も、装備の置き残しも多かったです。

    つまり、ロシア軍は、
    ①ドニプロ川の橋を落とされたので川の東側へ撤退
    するわけですが、
    ②ドニプロ川の東側で防衛線を張れば、川を渡ってくるウクライナ軍を迎え撃つ立場になり、戦いやすい。
    ③ドニプロ川の東側であれば東側にあるロシア本国からの補給も受けやすい
    といった合理的な理由があります。
     今のロシア軍には、多少の占領地を失ってでも、戦線を後退させて優位な戦闘を行いたい、という十分な理由があります。
     それをいうなら、占領地はできるだけ放棄した方が、ロシア軍は戦闘で優位に立てるのですが。

    へルソン州西側を放棄してしまえば、ドニプロ川上流のダムを爆破して、へルソン市などの下流をウクライナ軍と共に押し流し、ダムにある水力発電所を使用不能にしてウクライナの電力を削る、という一石二鳥の作戦が可能になります。
     そのため、ロシア軍はダム爆破の準備を進めながら、「ウクライナ軍がダムを爆破しようとしている」と盛んに宣伝しています。

    ウクライナ・ヘルソン市で外出禁止令、1時間後に撤回
    https://newspicks.com/news/7757179?ref=user_1125005


  • 投資業 役員

    紛争地帯が固定化されてしまう前に、西側諸国はここで一気呵成に畳み掛けないとさらに長期化してしまう気がします。長期化すると民主主義国は厳しい、民意の変化や各種選挙で政策が左右されるからです。
    プーチンはスベリ止めとしてクリミア半島までの陸の回廊が確保できていればという腹づもりなのかと思います。


  • IT Solution Architect, Consultant

    広げすぎた戦線を縮小する意味でもヘルソン周辺のロシア軍の動きは東部に比べると遥かに合理的。ドニエプル川の向こうで防御を固められるとウクライナ軍は敵前渡河をするかザポリージャから迂回する必要があるのでこの形になってからが正念場でしょう。
    ウクライナ軍はそれまでに東部ルハンシクで出来るだけ奪還し東部からの補給路を絶ちつつドネツク、ザポリージャ、ヘルソン南部への3方向へ攻め込みたいのではと思います。


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