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「読んでいない本について堂々と語る方法」

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    埼玉大学経済経営系大学院 准教授

    私はこの本、とても好きな一冊です。
    例えば、読んだことがない本なんですか?と聞かれて、私はいくつかの本が思い浮かびます。でもなぜその本を読んだことがないと思っているかというと、その本が大事だと分かっているからです。なぜわかっているかというと、自分の知識のネットワークの中でその本が何を述べている本であり、その重要性がどうであるかを知っているからです。となると、読む行為を行っていないにもかかわらず、私はその本を知っている。ある意味で、私は読む行為をせずにその本を読んだということになる、というわけです。
    なぜならば、読むという行為の目的は、知識と知識がどのようなつながりを持っているのか、自分なりに構築することにあるはずであり、それは世界を見る目を新たにするということを意味します。知識というのはネットワーク構造になっているものですからね。
    したがって、読むことの目的は読むという行為そのものにはない、とバイヤールは指摘しているのです。
    世の中では沢山の本を読んでその内容をまとめている方もいるのをSNSなどで見かけますし、読んだ数を競っているような方もいるように思います。その思いはわからなくはありません。
    一方で、そのことを通じて、それら読んだ本がどのような知的なネットワークを自らに構築したのか、世界を見る目がどのように改まったのかこそが大事です。量を読むことよりも、そのことにこそ目を向けて読書というものを捉え直すことに意義があり、その人の知的な足腰になるものだと思います。
    読むことは一体何かを捉え直す、とても良い本です。この本は読みましょう。少なくとも途中までは。


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    私の近著もそうでしたが、最近では書籍の内容についてまとめて語ってくれるような動画がユーチューブにアップされたりしてますから、それを見るという手もあるでしょう。


  • NewsPicks 第3期Student Picker / 青山学院大学 コミュニティ人間科学部

    「本は始めから終わりまで読まなければならない」という規範に今まで強く縛られていたな…と感じました。

    そんな私ですが、この記事を読んで「途中途中を読み飛ばした本」も「積ん読」も決して無意味ではない、むしろ有意義であるということにひどく納得させられました。

    私自身がそれらの本を「読み飛ばしたり」「積ん読にしたり」する行為そのものの背景に私の考え・価値観が反映されているはずで、そこに対して自覚的になれるという点も、一つのメリットなのではないかと感じます。


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