SMBC日興、近藤社長「身をひいてけじめをつけたい」
日本経済新聞
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2時間半、重苦しく長い会見でした。
非上場会社であっても金融機関が不祥事を起こすとどうなるか、ということを世に示すための見せしめなのかも知れない、と思いながら観ていました。
近藤社長の発言でちょっと引っかかったのは、銀行から来た取締役は専門性に欠けることを示唆する一節。あんなこと言わなきゃいいのに、と思いました。これ、上場会社の社長が株主総会で言ったらちょっとした騒ぎになるレベルの発言です。
私自身も、証券会社の監査役を務めているので、いずれにせよ今回の事案は、他山の石として重く受け止め無ければと意識を新たにしています。
https://youtu.be/gwuhg1Do19g今回の場合は、
金融庁から相場操縦などで行政処分を受ける。
その結果▶︎再発防止策を遂行できた段階でSMBC日興の社長を退任し、経営責任を明確にする考えを示唆。
と言う流れなので適切な考えなのではないかと思う。
こう言うNewsが流れると毎回思うことが1つある。
日本の場合、問題を起こすとすぐに「責任をとって辞任」などと言う流れが多いが、これは果たして適切なことなのだろうか…
欧米の場合は、関係者からの「意見」や「提案」に対して、たとえ「専門知識」がなかったとしても、自分の権限が及ぶ範囲であれば、「意志決定者」または「決断者」として、自分で考え抜いた上で、ビジョンや方針を打ち出すことに多くの時間を費やす。
問題を起こして、「はい辞任」と言うことだと、問題を置いたまま辞められたことになる。その場合、残っている企業のトップ層の方々は、あと処理で大変な思いにならないか…