アップルもiPhone製造を本格化、これからはインドが「世界の工場」になるワケ
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スマホ組立のようなEMS型産業を成長させるためには、周辺サプライヤを含めたエコシステムをその土地で成立させることが必要です。
既に三星がベトナムからインドに生産拠点を移そうとしており、これに合わせた基板メーカーなどのサプライヤも拠点を移すことを想定しているのではないでしょうか。
半導体Fabすらもインドに作ろうとする動きもある中で、将来成長が期待できる最終マーケットでもある土地に組立工程を持ってくるのは妥当な判断だと思います。
注目のコメント
前職のときにインドのソフトウェア企業に外注したことがあります。仕様書に書かれていないところはいくらでも手を抜きますし、テスト仕様書も詰めなかったらほぼ通りません。
何よりコミニケーションで悪いところの指摘だけでは良いものが上がって来る感じがしませんでした。早さややり方が良いところは認めて、自分達の目的を伝えた上でこういう所までお願いできると助かると伝えることが必要だと感じました。インドは特に認めて乗せるのが大事な国だと思います。承認欲求に飢えている人が多い感じです。人口やカーストのせいでしょうか。
日本で外注ばかりして自分達でコードを書かないIT企業には恐らく使いこなせないと思います。勝手に仕様書の穴を(結局自分達でやる事になるので)忖度して埋めてくれて、無理な納期に対応してくれる外注さんに投げることが仕事の日本のIT企業さんにインドは敷居が高過ぎると思います。インドは実際関わってみると結構大変な想いをします。時間や期限に対してとにかくルーズ。街中のインドカレー屋で大らかな方々にお会いしたことある人も多いと思いますが、まんまアレです。ここが致命的にカントリーリスクを感じるところ。
昔に比べてライフラインは進歩し、港も今整備を進められて貿易環境に追い風は吹いているけれど、物理的に対応出来る設備環境があっても人がダメにします。そこは教育、という話になりますが、縛れば縛るでやる気をなくすパターンもあり、本当に舵取りに実に苦労する。
とはいえ、その地域民の手綱をうまく引き寄せた企業が勝ち組になるわけですけどね。個人的には記事のような楽観的な印象は持ちづらいですね、今のところは。