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0.75%という、異例の「3倍速・利上げ」が4回連続となりました。歴史的な金融引き締め局面が続きますが、いよいよ「頂上」も見えてきました。

【今年のFOMCと結果】
1月26日:ゼロ金利を維持 →
3月16日:0.25%の利上げ ⤴️
5月4日:0.50%の利上げ ⤴️⤴️
6月15日:0.75%の利上げ ⤴️⤴️⤴️
7月27日:0.75%の利上げ ⤴️⤴️⤴️
9月21日:0.75%の利上げ ⤴️⤴️⤴️
11月2日:0.75%の利上げ ⤴️⤴️⤴️【今回】

<追記>NewsPicksオリジナル記事もご参照くださいませ
【解説】アメリカの金利上昇、いよいよ「頂上」が見えてきた
https://newspicks.com/news/7748296
思ったよりタカ派姿勢で米金利上昇ドル高が圧力となりましたが、それでも147円台ですから、ドル高円安ピークアウトの可能性が高まりつつあるかもしれませんね。
3月をピークに生産者物価の前年比が落ち始め、6月をピークに消費者物価の前年比も落ち始め、前月比でも落ち着いて来ましたが、リセッション入りを危惧して利上げ抑制を望む市場の声を他所眼に大幅利上げを継続したわけですね。小康状態になるたびに金融を緩めてインフレ心理の定着を招いた1970年代の教訓が相当効いているように感じます。
オーバーキルになるのか軟着陸できるのか、大規模な量的緩和が続いて経済の振幅が大きくなっているだけにFRBと雖も見通すのは難しそう。米ドルが高くなりインフレ率が落ち着きを見せ始める中、欧州と日本は通貨安を伴ってインフレの昂進が続いています。ドル建ての債務を抱える新興国も大変でしょう。何が起きようと米国で高インフレが定着することは許さないとの覚悟が際立つ動きです。(・・;ウーン
FOMCタカ派ともハト派とも言えない微妙な発言でしたね。要は雇用統計やCPI次第。ここをどう読むか。12月今年最後の利上げは0.5%が過ごす優勢になりましたね。何れにしても長らく続いた利上げ局面は終盤に。雪解けは近いと思います。

しかしもし日本で同じスピードの利上げになると変動金利で家を買ってる人、悲惨なことになるだろうな…


11月8日  🇺🇸中間選挙
11月10日 🇺🇸消費者物価
12月2日  🇺🇸雇用統計
12月13日 🇺🇸消費者物価
12月14日 🇺🇸FOMC
想定通りの利上げですが、これでインフレが抑制できるかどうかは疑問です。ウクライナ戦争という根本的な問題を解決しないかぎり、インフレという暴れ馬は落ち着きません。

2023年中も利上げがつづくと思われますが、締めすぎると景気が弾けてしまいます。
FOMC声明文の発表を受けてハト派と受け止められNYダウは約400ドル上昇しました。しかし、パウエル議長の記者会見で利上げの終着点が上がるとの発言を受け、800ドル急落しました。今のFRBは、インフレを冷ますためには、株価と住宅価格を下げて負の資産効果を生じさせることが最も有効と考えていると思います。FRBが冷水を浴びせて株価を下げさせるこの展開はもう暫く続くと思います。
大事なのは期待値との差なので、0.75%の利上げよりも、この点かなと思います。

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最終的な金利の到達点は9月の会合で議論したときよりも高くなるとの見通しを示した
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利上げスピードは少し落ちるかもしれないが、金利の絶対値が思っていたよりも高いところまでいくとなると、円安要因です。個人的にはさすがにそろそろピークアウトかと思っていた(そうなってほしかった)ので、来年の日本の苦境リスクを高めているなと思いました。

ピークアウトすると、日本企業は円高による円建て企業業績の悪化と、実体経済の縮小による売上数量減のダブルパンチを食らいます。ピークアウトする頃に、日銀の利上げが始まれば円高をさらに急速なものにするため、日銀は利上げのタイミングをまた失います。

他者に依存する意思決定は困難の繰り返しです。
FRBの連続大幅い上げがいつまで続くかですね。
徐々に上げ幅を低くするのか、いつ終わるのか。
これからは出口がどうなるのか気になります。
今回の0.75の利上げは、市場参加者のほとんどが折り込み済みだったはずです。

12月の利上げ幅縮小が示唆されれば株価は上がると言われていたのですが、株価は急落しました。

予想に反して、今回の0.75%の利上げを折り込んでいなかった市場参加者が多かったのでしょうか?

それとも、投機筋が下げを煽った???
75bpの利上げは想定内でしたので今後の推測に市場の焦点は移っています。数値よりもコメントの内容に一喜一憂となるのはそのためです(数値発表後にマーケットは一時急上昇したのち大幅に下落しています、SP500のチャートを見てみるとよくわかると思います)
一時上昇した背景として、次回以降で利上げ幅を抑える可能性が示唆されました(1)が、その後ターミナルレート(利上げ到達地点の金利)が想定以上になる可能性(2)にも言及され、下落しました
12月の利上げは(1)75bpか50bpとして、(2)来年の利上げの程度を織り込みに行っている状況と思います