ウェザーニューズ、11月8日の442年ぶり「皆既月食+惑星食」を国内5か所から専門家の解説付きで生中継
トラベル Watch
73Picks
コメント
注目のコメント
月の後ろに天王星が入る「天王星食」。残念ながら天王星の明るさは6等星くらいなので、町明かりが多い都心は難しそうですが、普段星空がしっかり見える場所の方は、双眼鏡などを使い、青白い天王星に魅了されていただきたいです。お天気は、全国的に良好です。さすが11月。
皆既月食自体は地球全体で見れば年に数回程度、割と頻繁に発生している天文イベントですが、時間帯や天候に恵まれる部分も考慮すると数年に1回という感覚になっています。次に日本で見られる皆既月食は2025年9月8日ですので、少なくともおよそ3年間おあずけということになります。
また惑星食といって月によって惑星が隠される現象が皆既月食と同時に発生するのは大変珍しく、前回は土星食と重なった1580年、次回も土星食と重なる2344年ということになり数百年間隔ということになります(部分月食中であればハードルはやや下がり、前回は2014年でしたがそれでも次回は2344年となるようです)。
土星は割と明るい天体ですが、天王星は普段でも周囲に都市などが少ない暗い場所でなければ見えない天体ですので、都市部では天王星食をしているのを見るのは難しいかもしれません。中継映像のほうがきれいに見えるかもしれません。
肝心の天気についてですが、7日は全国的に上空の気圧の谷や、関東の南に発生する低気圧の影響を受けそうですが、8日は急速に西から高気圧に覆われる見込みで、今のところ見通しは良好です。東の空に浮かぶ、普段よりも暗い、赤い月をぜひご覧ください。