【読書】元楽天IR部長が説く、ESGに目を向けるべき理由
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ESGは儲かるのか?CSR(企業の社会的責任)とどう違うのか?
これは今でもよく投げかけられる疑問です。誰でも理解できるようにものすごく簡単に言えば、
CSR:環境や社会を犠牲にしながら儲けていることに対する免罪符として、利益の一部を吐き出して行うフィランソロピーなどの活動。
ESG:環境・社会課題の解決そのものを利益の出るビジネスの中心に据えること
と似て非なるものです。
なので、「ESGって儲かるんですか?」というのは愚問で、それは「ビジネスって儲かるんですか?」と聞いているのと一緒なんです。
そう聞かれたら、
儲かるビジネスもあれば儲からないビジネスもある
儲けれられる経営者もいれば儲けられない経営者もいる
としか答えようがありません。ESGやSDGsへの取り組みは、企業が避けて通れない必須の取り組みになりつつあります。例えば、廃棄物の35%は事業系により排出される廃棄物です。残りの65%が一般家庭による廃棄物というのも驚きですが、企業側がネットゼロ宣言をし、どう向き合い対処していくかで、大きく変わっていきます。
企業には自分達の利益だけではなく、社会をよくする力があります。同時に、そういった取り組みにはかなりの労力が必要であり、利益と社会への取り組みのバランスをどう取っていくかが、とても重要なことですね。より多角的な面も配慮することが企業には求められる時代です。明るい未来へ繋げるために。今週の10分読書は、企業がESGに取り組むべき理由について紹介します。
ESGは一見ビジネスに直結するように見えません。しかし、著者はESGに取り組まない企業は「儲からない」と述べています。
ほとんどの会社があらゆる形で社会に貢献していると思うため、個人的にはその活動の見せ方次第で、若者への印象も変わるような気がします。