マイクロソフト、メタバース紆余曲折で参入苦戦
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先月スペインで出たイベントでも、「メタバースは確かにホットトピックではあるが、そこで収益化できるプレイヤーは当面現れない」という予測が示され、メーカーや流通系の参加者が多い会場も概ね同意していた。
一方で、アジアでODMや工場等に行くと、AR/VRデバイスの試作機を開発していないところが無いくらい皆やっている。
投資の呼び水であるリファレンスデザインとして、資金力のあるところがハード・ソフトの一体開発を先行しても、いずれはハード・OS/プラットフォーム・アプリと分業が進んでいくと思われるので、メタにしろマイクロソフトにしろ一定の役割は果たしたのだと思う。
注目のコメント
メタバースはゲームやシミュレーションには向いていますが、日常生活で使うのはむずかしい。スマートフォンのように使えるものにはならないでしょう。
マイクロソフトは、ソフトウェア志向のアプローチに切り替えたようですが、ソフトウェアの開発だけでは、メタバースは進化しません。ゲームと同様にハードとソフトの両方が揃う必要があります。
MetaやMicrosoftの状況をみると、メタバース熱が冷めそうな予感がします。Microsoftのメタバース戦略に関する詳しい良記事。予想通りHoloLendsは厳しい。Alexの退任時から見えてたけど、今後ハードは縮小へ。ハイエンドARデバイスのユースケースが見当たらないのが原因。それを実現する技術もまだ遠い。MetaやAppleの用な消費者向け、ゲームやコミュニケーション用が現実解。
先行しているMeta社であってもヘッドギアの売上は1000万台程度で、80億人の世界においては未だほんの一部のイノベーター層が利用しているに過ぎない市場環境です。
ここまでスマートホンの次はAR/VRであると喧伝されてきたので、焦る気持ちはわかりますが、未成熟な市場においてBtoCもBtoBも軍事利用もと、用途の幅を広げていけば、換金できる前に資金とやる気が尽きるのは当然の流れだと思いました。