メルカリの決済サービス「メルペイ」がクレジットカード事業に新規参入
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大きく見れば、これはメルカリ利用者層(富裕層は少ない)に金利をつけて金を貸す(多くの資本をもつ者ができる)ためのシステムであり、格差の拡大を促すものなのであまりいいとは思わない。
もっと大きく見れば、まだ日本が世界で比較的金持ちと言えるうちに(没落する前に) 金融業が栄えるのはいいことではあるが、国内企業のやることやることが国内向けばかりなので、国外にとっての日本の価値上昇につながり難い。
つまりその他○○ペイの乱立にも見られるこの流れは、国際的には相対的に貧困側に向かい、国内では格差を広げるものである。
日本全体のもつ大きな資本を国外向けの投資やその他金融業で増やすことこそ、国の方向として今やるべきことではないでしょうか。
注目のコメント
メルペイとして、クレジットカードのイシュアーになるということでしょうか?金融事業に本腰を入れるにあたっては、やはりクレジットカード事業はユーザの消費とのタッチポイントとして重要なんですよね。提携カードではコスト的にやれることが限定的なので、自分たちでやりたくなるのは当然だとは思います。
ここからは個人的な感想ですが、メルペイは、今まで包括信用購入あっせん業と貸金業で新しいサービスをつくられていたので、ZHDや楽天とは違う形での個人向け金融の形を模索されているのかなと思っていました。
そういう意味では、パワーゲームになっている楽天 vs ZHD(+PayPay)と違って、頭を使って違う戦い方を模索されているプレイヤーとして見ていたのですが、もしクレジットカードを発行することがやりたいことに近づくのだとすると、信用購入あっせんならではのスキームを模索するよりも、結局イシュアーになる方が良かったという事なのでしょうか。
仮に、ZHDや楽天と戦うには、フルラインナップを目指していかざるを得ないという事だと、規制やビジネス上の制約が変わらない以上、各社が出せる戦略の幅も限定されてしまうので、決済マニアとしては少しさびしい気もします。記事にもあるとおり、既に後払い決済サービス(メルペイスマート払い)、少額融資(メルペイスマートマネー)を提供していますが、さらにクレカ事業で決済×与信の領域を強化するということですね。決済に与信機能を追加することでメルカリの利用が促進される一方、利用実績を評価することでユーザーの信用力の見極めが比較的容易であるというマーケットプレイスの強みを活かした一手だと思います。