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商用車においてはダウンタイムをいかに減らすかが重要ですが、BEVでは必ずそれなりの充電時間が必要。水素エンジンにしろ燃料電池にしろ、その問題をクリアできるのは確かです。供給の問題はまだまだ多いですが、ステーションの数、場所、必要量などが見えやすい商用利用はハードルが下がるはず。それで水素利用が活発になった時こそ、乗用車への利用を促進していく…というのが理想的な流れではないでしょうか。
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商用車の場合、電力料金変動インパクトが事業採算性にも大きく影響する中、EV導入の前提となるシナリオもより慎重に見極める必要がある。
これは、多数保有する大手物流事業者だけでなく、少数保有でも同様。
むしろ台数が少ない中で内燃機関車とEVを併用すれば、自社の充填設備やドライバーの運転スキルも2パターン持つ必要があり、その負担は大きい。
かつてハイブリッドトラックの導入について物流事業者から、「ハイブリッドとディーゼルでは省燃費走行のためのアクセルやブレーキの踏み方も違うので、一人のドライバーが両方乗ると混乱する。なのでうちは、ハイブリッドドライバーとディーゼルドライバーに分けている」と伺った。
こうしたダブルスタンダードの負担も、実際は考慮する必要があるのだろう
だから水素がいい、って言うのは短絡的過ぎませんか?

供給網や取扱、コスト含めて必ずしもベストとは言えないでしょう。
EV化が世界中で叫ばれていますが、その裏には多くの問題があるのですね。
アマゾンなど配送がカギを握るサービスの場合特に、二酸化炭素排出量の削減が必須だと思います。一方で環境に配慮するためのコストが高すぎると、顧客に価格転嫁せざるを得なくなってしまいます。
実際にEVの配送車を導入してみて初めてわかる問題点も多く出て来そうですが、今後に期待したいと思います。
BEVで全てをカバーするための課題は3点。
・材料(資源)の枯渇と高騰
・エネルギー密度の致命的な低さ(大きく、重くなる)
・電力インフラへの負荷(特にインフラが弱い米国など)

では、どうするか?水素を始め、他の方法を、適材適所で使い分ける「ポートフォリオ」が大事です。それは、どんな分野でも大事なことですよね。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
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