「すご腕」雇えぬ政府 人材確保、企業と争奪戦
日本経済新聞
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東大法学部を出て大蔵省に入れば、国を動かせる、何よりもエリート意識みなぎる日々が待っている、という昭和のキャリアデザインは、今や見る影もありません。東大生の中で霞が関を目指す学生は、むしろ物好きの部類に入るとも言われます。給与水準の見直しや長時間労働の解消は当然ですが、官僚の士気を支えてきた社会からのリスペクトをどう取り戻すかです。これには永田町からのサポートが必須です。官僚をこき使う政治は、官僚への高いリスペクトがあって初めて成り立つことを思い出すべきです。また、霞が関は、今だに終身雇用を大前提にした人事制度です。ここにも手をつけないと優秀な人材は集まりません。
給与水準も然りですが、若者から見える範囲で仕事の中身に魅力を感じられないことも大きいかと。
必ずしも向き合いたい社会課題に全力でエネルギーを注げるわけではなく、少ない行政リソースで政治や世論に対応しながら担当業務もこなすのは至難の業です。
高校生向け講演も肩書ではなく、話の中身が重要です。ただの自慢話では白眼視されるだけなので、高校生の成長につながる加工が必要ですね。社会に貢献したいという若者は多いはず。それを阻むのは給与もその一つですが、そもそも「貢献感がない」つまり意味不明なルールや雑用にエネルギーを使わされていることではないかと思います。給与、やりがい、成長感の1つでもあればだいぶ違うと思うのですが。