Twitterを買収したマスク氏、公平なモデレーションのための評議会を設立するとツイート
コメント
選択しているユーザー
SNSはユーザー数とトラフィックが生命線。Twitter離れが起きないよう、「独善的な運営になるのでは」という世の中の疑念をまず払拭するのは当然必要なことで、その意味で驚きはありません。
ただコンテンツモデレーションで一番大切なのは、しっかりしたポリシーがあり、そのポリシーがしっかりと示されていることだと思います。その点で、「これで安心」とは言えないニュースです。
注目のコメント
マスク氏のツイート後半の、"No major content decisions or account reinstatements will happen before that council convenes."という文が意味しているのは、トランプ前大統領のアカウント凍結解除の是非も、この評議会によって決定される、ということでしょう。
MetaもTwitterも既に監督委員会/評議会は存在しているが、つまるところ委員の構成と実動部隊となる事務局の充実度によって方向性は全く異なりうる。イーロン・マスクが既存のTrust&Safety部門のキーパーソンをクビにしているあたり、従前のポリシーやオペレーションに敬意を持っていないことは明らかであるし、彼が委員や事務局長を選任する限り、彼の思想がそもそも反映したものになることは確か。
"widely diverse viewpoints" というのがポイントだと思います。政治的に偏りのない委員会を作るのは、どんな世界でも簡単でないのが現実だと思います。民主主義では過半数で意見が通る仕組みである以上、制する戦いがどうしても生まれてしまいがちです。マスク氏がどのように委員の選定を行うのかに注目したいと思います。