宮崎駿監督の長編映画新作『君たちはどう生きるか』スタジオジブリ社長「ゴールは目前」と明かす
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注目のコメント
ジブリ映画は、私にとって手塚治虫と同じくらい大いなる存在です。
目を閉じて思い浮かべてみると、ありありと各映画の名シーンが思い起こされます。
初めて見たのは『千と千尋の神隠し』です。粘っこい涙をこぼしながら千尋がおにぎりに食らいつくシーンは、幼いながら印象に残りました。ジブリって本当に、食べ物の描き方が上手いんです。
『もののけ姫』で言うと、やはり最後の別れの場面。サンとアシタカが結ばれると信じて疑わなかった私は、「監督、そりゃないよ」とがっくり。しかし、時が経って見返してみると、あの別れは必然だったのだと分かります。つい先日、『もののけ姫』の企画案を拝見する機会があり、宮崎監督の物語制作に関する、愚直なまでの誠実さに脱帽しました。
そして、『風立ちぬ』。まだ見たことがない人は、是非とも見てほしいです。ジブリ映画は全て名作ですが、『風立ちぬ』は別格だと考えております。美しく残酷な戦時中、二郎の優しさと冷たさに思いを馳せる度に心が動かされました。
風の描き方が上手いんです。空がとても綺麗で、声優も特別なんです。そして何より、人の心を動かすんです。
根っからのジブリ・マニアである私ですが、奇しくも自分の住んでいる街に、ジブリパークが開業します。何度も遊びに行きたいと思っています。
『君たちはどう生きるか』、とても楽しみです。