トヨタ、今期世界生産950万台に下振れ 部品メーカーへ通知=関係筋
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期初計画970万台を950万台に下方修正であれば、恐らくサプライヤーは想定の範囲内と受け取めるだろう。正直、930万台とかもっと引き下げられるリスクを懸念していた。とりあえず一安心だが、最近のトヨタは再引き下げも起こる会社になっているため、全面安心とは言えない・・・
想定台数減をコスト削減と金融などでカバーできるか。会見に注目しましょう。
トヨタに限らず国産メーカー各社は「円安だからと言って国内工場の生産分を輸出に多く振り分けをすることはない」と話します。今こそ海外の原料に依存した産業構造を見直すタイミングではと思います。たしかに日本には資源が少ないので現実的には外国に頼らざるを得ないとは思いますが、半導体の生産量が減少していることなどを考慮すると、国内で原料の調達から生産の大半を賄う産業を見つけなければ、日本の生産能力は不安定なままになりそうです。