[ロンドン 26日 ロイター] - 自動車レースF1で現在アルファロメオとして活動するザウバーは26日、2026年に新規参戦するアウディのワークスチームとしてタッグを結成することを発表した。

ザウバーは1993年にF1参戦し、2006年から09年にかけてBMWのワークスチームとして活動した。現在はイタリアの自動車ブランドであるアルファロメオとタイトルスポンサー契約を結び、フェラーリのパワーユニットを使用している。

ザウバーのモータースポーツ部門で最高経営責任者(CEO)のフレデリック・バスール氏は「アウディとザウバーモータースポーツのパートナーシップは、フロントグリッドを目指して前進し続ける私たちのチームにとって重要なステップだ」と述べた。

アウディの現会長であるマルクス・デューズマン氏は、07年にBMWでF1部門の責任者を務めていたこともあり、新しいアウディとのパートナーシップにはBMW時代が影響している。

現在、アウディのF1プロジェクトでチーフエグゼクティブを務めるアダム・ベーカー氏は、BMWザウバーでチームのエンジニアを務め、07年にはレースおよびテストチームの責任者にもなっていた。