「良い新書の条件」「現代新書に足りないもの」書店店長が本音で語る
現代新書 | 講談社
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注目のコメント
「講談社の現代新書は棚差しにした後も、しっかり売れていく。
だから、奇をてらわず、堅実なままでいってほしい」
現代新書も、マガジンも、「おともだち」もあるところが講談社のおもしろいところです。
「薄さはデメリットではなく、メリットに映る」というのは、まさに売場の先端にいる方の感覚ですね。新書の編集長が率直に悩みを語り、書店に出かけて行ってリポートするという手法は新鮮です。本屋大賞は、本の書店員さんから見た世界観を提起して、多くの共感を呼びました。書棚にこだわる書店の取り組みも報告されていますが、これも価値あることだと思います。出版文化はかけがえのないものです。社会の知性と感性の基盤をつくるものです。その出版文化を守るには、読み手としてだけではなく、作り手、売り手の視点も共有し、それぞれがリスペクトし合うことだと思います。また、本屋さんという出会いの空閑も守り、発展させなければなりません。こうしたリポートがどんどん出てくることを期待します。
新書のこと、私もはじめは舐めてました
分厚い本に比べてかんたんに読めるから、その分著者もかんたんに書けると思ってましたが、見方を変えると相当に削ぎ落とした内容にしないとあれだけのボリュームに収められません
たしかに思い切って薄く作るのは勇気がいるだろうし、目の肥えてない私はたぶんスルーして手に取らなかったかも
コンパクトでどこでも持ち歩け、エッセンスだけでなく、長い文章で思想を咀嚼できるのに十分な厚みもある新書。気軽に新たな分野や新たな著者にトライするのにはぴったり
これからもお世話になります