【奮闘記】ガーナで「唐揚げ×養鶏」に挑む28歳起業家
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前にJICA海外協力隊でアフリカ南部の国に赴任した際、配属先が養鶏ビジネスをしていて手伝ってました。
現地では肉の中では鶏肉が一番手に入れやすく、地方の家庭ではブロイラーと対比して「Village Chicken」と呼ばれるある種天然の鶏を放し飼いにしてることも多かったです。それくらい鶏は身近な食材です。また料理方法は多めの油で揚げるように炒めるかBBQスタイルが多かったです。味付けはシンプルに塩のみでしたが、食文化的に唐揚げは馴染みそうなイメージです。
また養鶏に関しては、現地では冷蔵庫がない家庭も多いですし、日本のようにスーパーで加工済の鶏肉を買うのではなく、生きた鶏を買って足を絞って手に引き下げて持ち帰る人が多かったです。バスの中では誰かしらが生きた鶏を持ち込んでましたwなので、唐揚げの材料としてのみではなく、鶏自体を売るビジネスとしても需要はあります。
ただ、仕入れた雛の数と売れた鶏の数が合わず、鶏の世話のために雇ったワーカーが盗んだり、病気と偽って殺してこっそり持ち帰ったりしてるケースが何度か発覚し、定期的に鶏の数を全部数える棚卸作業やワーカーの入れ替えなどがちょっと大変でした。。。彼らの給料が少なくあまり肉を食べれないのは分かるので、利益を沢山出して彼らの給料を増やせればそうした管理コストが下がったのかどうかは分かりません。
本当に大変なことだらけだと思いますが、頑張ってください!
注目のコメント
お二人の失敗の話は、「市場規模」「成長性」といった抽象的なコンセプトや数字で語られる中で忘れがちなリアリティの大切さを教えてくれます。「たとえ上手くいかなくても、ワクワク感がある」ことも大事ですよね。多くのスタートアップが夢折れてしまうのはお金が尽きることが多いので、お金が続くのか心配です。とりあえずでもキャッシュを生む核を作れるか。頑張って欲しいです。
こういう事業を柔軟に変えていきながら、前向きかつポジティブな突破力が、がむしゃらな初期フェーズは重要だなぁって改めて思いました。こういう人が将来、唐揚げじゃないかもですが挑戦しつづけることで成功していくことってよくあるなと思います。(若いからできるみたいな言い訳はしたくないですね〜)