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イランとロシアの関係について、英『フィナンシャル・タイムズ』が、「ロシアと欧米の対立につけ込むイラン」という興味深い論考を掲載しています(提携している日経新聞が全訳公開)。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB245020U2A021C2000000/
 イランは、ウクライナ侵攻後にロシアと欧米諸国の間に生じた溝を利用し、ロシアとの関係を強化することで、米国による対イラン制裁の影響を最小化しようと努めているということが書かれています。
 実際イランは、ロシアに協力することで、ベラルーシや中央アジア諸国が参加する「ユーラシア経済同盟」や「上海協力機構(SCO)」に参加する道が開けており、こうした地域機構への参加を通じて他国と貿易関係を築くことは、イランにとって無視できない機会になっています。
 イランは、ロシアとの関係を強化することで、ロシアの影響力下にある国々との貿易関係を構築し、欧米による制裁を回避する道が開けているということです。
 その延長線上で軍事的な協力も進んでいることになります。これもイランにとっていくつかの重要なメリットがあるようです。
 イランは、米国の制裁の影響で近代的な空軍力を持つことができず、それゆえ安価なミサイルやドローンの開発に努めてきたのですが、その甲斐あって、ウクライナ戦争ではこれらドローンやミサイルをロシアに売ることで儲け、今度はロシアから最新の戦闘機「スホイ」を購入できるチャンスが生まれています。
 ロシアとの軍事協力を進めることで、イランの軍事力の増強につながることを、米国や地域の対立勢力は警戒していますので、彼らは現在イランで起きている反政府デモを全力で支援しよう、と考えるのも当然かもしれません。
つまり,この程度の兵器ということです.各ニュースで見るようなイラン製ドローンは製造費100万円から軽自動車1台分くらいで,少し技術があれば作れてしまうのです.
「国として知りません.何処かの誰かがよく似たものを作って飛ばしているようですね.」
という口実が成り立つのです.高価なミサイルや戦闘機だったら国の関与は逃れられませんが,ドローンだったら出所不明で押し通せるのです.
先日、ビッグベンのあるウェストミンスターで在英イラク人が大勢集まってスピーチをしていました。

「イラン女性に人権を!」
「ロシアは侵略戦争を止めるべき」

内容としてはこの2点です。
女性はヒジャブを取り、祖国で政府に殺された抗議者たちの写真を抱えて、泣きながら訴えていました。

一方でイラン政府の言い分は
「国内における暴動は米英による内紛の誘導である」
「ロシアの防衛に尽力はする、ドローンも攻撃ではないはず」
です。
イランのアブドラヒアン外相は24日、ロシア軍がウクライナでイラン製のドローン(無人機)を使用していると証明されれば、イランは無関心ではいられなくなると述べたとのこと。

今後、イランの武器輸入とその影響についてイランがどう対応するのか気になります。
イランのドローンは実戦経験を積みレベルが上がってきた。

戦争初期から投入されていたイラン製ドローンが目立った戦果を上げ始めたのは、イランの技術者や将校がロシア軍に同行して改良を重ねてきたかららしい。