どんなエネルギーが未来を作る?「CO2ゼロ」への選択肢とは
INPEX | NewsPicks Brand Design
603Picks
コメント
注目のコメント
国際社会の共通概念になっているカーボンニュートラル。各企業も必死に取組んでいます。
身近なニュースでもEV、再エネ、水素活用、エシカルな商品などトピックスが多いなかで、何が進めばカーボンニュートラルの実現可能性が高まるのか。どう推し進めるべきなのかこの記事の取材まで理解ができていませんでした。
今回は上流のエネルギー開発を中核事業とするINPEXに話を伺い、全3回の集中連載で、カーボンニュートラルという高いハードルを乗り越えるためのエネルギーの在り方や、注目されている技術を紹介します。
まずは取締役の橘高様にエネルギー・シフトの考え方について伺っています。ぜひお読みください。大変なのは分かりますが、掲げられている5分野の目標の中で、気候変動対策にとってもINPEX社自身にとっても、長期的に意味があるのはCCUSだけに見えます。
顧客企業からのCO2の有料引取・CCUS化は事業として面白いですが、将来展望として、「誰が誰にチャージする」のか、顧客企業との関係が逆転するリスクもあると思います。
混焼、カーボンリサイクルや森林保全は勿論現状からの削減には寄与しますが、主要エネルギー源としての化石燃料を維持する限りオフセットには到底及びません。日本には再エネのポテンシャルがないと思考停止せずに、浮体式洋上風力発電や各家庭の屋根の活用等含め再エネへの切り替えを徹底的に追求していくことが大事だと思います。また、化石燃料への補助金や高性能火力発電の輸出支援に使っている補助金を再エネ促進関連に振り替えていくことも重要だと思います。特に、化石燃料への補助金は国際的にも問題視されている政策です。