円相場、1ドル=145円台まで円高に…為替介入実施か
読売新聞
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先週末のNY時間に行った介入の巻き戻しが早いことから、本日の取引前にも再度の介入を行った模様。一瞬145円台にまで円高となったものの数十分で148円に戻ってしまっている。何十年かけて積み上げた外貨準備を、効果に乏しい介入により急速に取り崩している
22日未明に円買い介入を行ったにも関わらず、24日朝には149円台後半まで円が下落していたことにも驚きました。
円買いは上限もありますし、150円近辺まで下落→覆面介入を繰り返すことは果たして正しい対処法なのか、違和感すら感じてしまいます。日銀が金利抑制を至上命題として原理主義的に円の価値の毀損策を採り、政府もインフレ対策を唱えて補助金と言う名の円をばら撒いて円安策を推進しています。政府が抱える巨額の借金、日銀が抱える膨大な低金利国債、家計が抱える変動金利住宅ローンといった歪が日銀の利上げを許しませんし、支持率低下に悩む政府が円のばら撒きを止めることもないでしょう。
こうした状況下、財務省が介入しても遠からず円安方向に押し戻されるのは必定で、政府が介入するのを虎視眈々と狙っている投機家に取って、20日の動きは実に美味しい円売りのタイミングだったんじゃないのかな・・・ このまま介入前の150円台に戻したらそれこそ投機家の思うつぼ。“ステルス介入”を織り交ぜて、そうはさせじと財務省が戦っているように感じますがどうなんでしょう。
仮にそうだとしても、政府・日銀が原理主義的に、あるいは金利を抑えるため已むに已まれず続ける円の毀損策がある限り、介入の効果は長続きしないような気がします。外貨準備はどこまで持つものなのか・・・ (・・;ウーン