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CBDCが日本でも本格稼働した場合、既存のカードインフラはどう対応すべきか。JCBとしては、早くから対応を考えておきたいところ。
Mastercardは、バハマ諸島のCBDCをカードでグローバルに使える仕組みを開発しています。Visaは自社ネットワークでデジタル通貨(CBDCではない)を決済できるようにしています。
デジタル通貨で買い物ができるようになると便利さが格段に増しそうですが、一方消費者にとっては今以上にお金を使っている感覚がなくなってしまう気もします。
一長一短は必ずあると思うので、導入後のメリットをいかに大きくするかが普及のカギになりそうです。
どのような人々がどこで消費をしているかを追跡できれば、マーケティングにとって極めて有益なツールになります。
誰が使ったかまで判明してしまうと個人情報に触れますが、使用者の属性をゼロにしてお金の流れだけを追うのであればOKになるでしょう。
中央銀行がデジタル通貨の導入を検討しているのも、お金の流れを追跡してビッグデータとして活用すること目的ではないでしょうか?
「CBDCを模したデジタル通貨を独自に用意し、タッチ決済のような既存のクレジットカードの仕組みで安全面などに問題がなく決済できるかを確かめる。」